前回は本線勾配区間と石垣の間の、未舗装部分のプラスター塗布や下地塗装を行いましたが、今回はその反対側の制作を進めます。
写真は今回の作業が終了した後の様子です。
今回の作業前の様子です。
勾配区間と高架線の接続部分に敷設する線路S70の線路はまだ仮設置の状態でしたが、これをボンドで貼り付けて固定化します。
貼り付ける線路とその下のスチレンボードで作った勾配区間(ベース)の間のは隙間が空いています。
このまま貼り付けても線路は安定しませんので、この隙間もスチレンボードで埋めることにしました。
1mm厚のスチレンボードの切れ端を現物に合わせて必要な大きさに切って、2枚重ねて段々の形にしました。
形を整えたスチレンボードの段々のパーツを、勾配区間ベースのスチレンボードに貼り付けました。
線路をタイトボンドで貼り付けました。
貼り付けた線路と既に敷設済みの線路の接続部分は、まだ線路の側面塗装が行っていないので、今回のタイミングで塗装しました。
塗装後、線路上面の塗装を綿棒で落とし、レールクリーナーで清掃を行いました。
線路の側面塗装完了後、塗装部分を通過する試運転を行いました。
結果は問題ありませんでした。
線路の石垣と反対側に仮設置しているスチレンボードのパーツです。
線路と接する側がグレーで下地塗装されていますが、反対側も塗装します。
灰色で下地塗装されている側から5mm幅(バラスト散布予定部分)をマスキングテープで養生しました。
未塗装部分からマスキングで養生した部分にかけて、タミヤのテクスチャーペイントのライトグレーを筆塗りしました。
この部分はコンクリートで固めている設定です。
テクスチャーペイントが乾いた状態です。
マスキングテープを剝がしました。
今回はなんとかうまく塗分けできたようです。
塗装したスチレンボードのパーツをタイトボンドで所定の位置に貼り付けました。
続いて、勾配区間の横に設置するジオコレの「塀」を弄りました。
ジオコレの製品は既に塗装済となっていますが、今回はこの塗装をそのまま生かし、ウェザリングをした上で所定の位置に設置します。
念のため、中世洗剤で軽く洗い、トップコートの艶消しを吹きました。
「塀」の両面をMrウェザリングカラーのマルチブラックでウェザリングを行いました。
ウェザリングした「塀」を所定の位置にタイトボンドで貼り付けました。
撤去していた仮置きのストラクチャー関係を元に戻し、どのような雰囲気になったのかを確認しました。
ゆうづる駅の駅舎は思ったより狭くなりそうです。
路線バスが駅舎の手前まで乗り入れできそうにありませんね。
今回はここまでです。