2005年3月に初めて久留里線を訪問しました。
写真は当時のハンディタイプのデジカメで撮ったものです。(右下に日付が入ってしまっています。)
上の写真はおそらく下郡駅で下り列車を狙ったものだと思います。
当時の久留里線はまだ国鉄型の車両が運用されていました。
キハ30形・キハ37形・キハ38形の3形式が混結で使用されていましたが、キハ30は朝晩しか運用されていないのか、日中の列車はそのほとんどがキハ38のみかキハ37で運用されていたようです。
主力となっていたのは3扉のキハ38形でした。
終点の上総亀山駅の様子です。
上総亀山駅は、2012年3月17日以降、この駅は無人化されてしまいましたが、この当時は、まだ駅員が配置されていました。
駅の配線は1面2線で構内の奥に引き上げ線もありましたが、駅の無人化と合わせて1線と引き上げ線・側線が廃止されてしまいました。
現在は1面1線のシンプルな配置になっています。
駅構内を久留里側からみた様子。
建設当初は、上総亀山駅から先にも路線が延ばされ、木原線(現:いすみ鉄道)と接続する計画となっていました。
キハ38形、前面の様子です。
当時の久留里線の主力となるキハ38形はキハ35系の車体更新車で、当時は7両全車両が久留里線で運用されていました。
1000番台はトイレなしで、3両が増備されました。
0番台車はトイレ付で4両在籍していましたが、久留里線ではトイレは閉鎖され使用されていませんでした。
木更津には童謡(たぬきの歌)で有名な、證誠寺(しょうじょう寺)があり、当時はそれをイメージしたたぬきのステッカーが側面に貼られていました。