新潟交通クハ37は、1944年新潟鉄工場所で製造された元国鉄機動車キハ41080 で、1952年1月に新潟交通に譲渡され、電車化( Tc 化)されクハ37となりました。
Tc 化の際、台車は機動車用の TR26 から電車用の TR11 に履きかえられましたが、車体は前面4枚窓のままとされ、機動車当時の面影を残していました。
その後、1972年に運転台側面の2枚窓化、側面ドアの変更など車体改造が行われ、写真のような姿になりました。(1978年には、台車を住友 KS30L に交換しています。)
他のクハと共に、増結用として朝夕のラッシュ時を中心に活躍していましたが、利用客の減少による増結用クハ余剰化により、1989年 12月に廃車となり解体されてしまいました。
鉄道コレクションでは、第10 弾で製品化されています。
↑ クハ37
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 台車の様子
↑ 反対側の様子。