27:鉄コレ_東海地方私鉄
伊豆箱根鉄道7000系は、老朽化した1000系の置き換え用として1991年と1992年に3両編成1本づつ(計2本)が駿豆線に導入されました。 快速列車の増発(一部座席指定)や当時検討されていたJR東海の東海道本線直通(熱海・沼津・富士方面)も視野に入れて設計さ…
伊豆急行100系は、第18弾で高運転台の後期型が製品化された後、オープンパッケージでクモハ123-クハ157が製品化されました。 こちらの車両は開業当初に導入されたグループで、前面は低運転台となっています。 実車ではこちらの低運転台が大半を占めて主流で…
静岡鉄道 3000形の A3008F編成(A3010-3510)は、レインボートレインとは別のラッピング車両として導入されました。2021年3月に営業運転を開始しました。鉄道コレクションでは、ラッピングのされていない、無地のステンレス車体の仕様で、オープンパッケー…
伊豆箱根鉄道3000系は、駿豆線の老朽車両の置き換えと車両の大型化・冷房化を目的とし1979年に登場した自社発注車で、1997年までに3両編成6本(18両)が導入されました。 同社としては初のカルダン駆動・冷房装置搭載車となり、ブレーキシステムでは発電ブレ…
伊豆箱根鉄道1300系は老朽化した1100系(元西武701系)の置き換え用として2008年に登場しました。 元西武鉄道の新101系で、4両編成と2両編成を組み合わせて3両編成2本が組成されました。 先頭車前面には排障器(スカート)が設置されたものの、その他車体に…
伊豆急行100系は、1961年の伊豆急行線開業に合わせて導入された車両で、基本形式として1972年までに53両が製造され、2002年まで活躍していました。 伊豆急行線は、開業時から多くの列車が伊東線を経由して東海道本線と直通運転を行ったことから、グリーン車…
遠州鉄道キハ800形は、電化区間である同鉄道から非電化区間である国鉄二俣線(現:天竜浜名湖鉄道)西鹿島-遠江森(現:遠州森)間へ乗り入れ、直通運転を行うため、1958年に国鉄からキハ04の払い下げを受けたものです。 当初は、キハ04-6、キハ04-8の2両…
大井川鉄道のクハ512/モハ312は、ともに元西武鉄道の351系で西武鉄道から大井川鉄道へ1977年に譲渡された4両のうちの2両です。 (クハ512は元クモハ364、モハ312は元クモハ366で、1956年に西武所沢工場で製造されました。) 大井川鉄道入線の際には2扉車に…
TH1型は、1987年に旧国鉄特定地方交通線であった二俣線から引き継ぎ、天竜浜名湖鉄道線として同鉄道が開業した当初から使用されてきた車両で、15両が導入されました。 富士重工製 LE-Car シリーズ(レールバス)ですが、1985年以降樽見鉄道などで導入された…
豊橋鉄道1730系(モ1731+ク2731)は、元は東急の3550系で、それぞれデハ3553・3554が豊橋鉄道入線時に改造・改番されたものです。 デハ3553・3554は共に終戦直後の井の頭線からの転属車で、前者が1959年に旧帝都電鉄1401を、後者は1964年に旧小田急のデハ13…
豊橋鉄道渥美線では、元東急7200系の1800系が3両編成10本在籍し運用されていますが、2013年1月以降、三河田原駅周辺整備事業に連動して在籍車両のラッピング装飾を一新し、「カラフルトレイン」として運行されています。 「カラフルトレイン」は、10編成の…
岳南鉄道8000形は、検査の予備や多客時用として2002年に導入された車両で、7000系同様に京王電鉄デハ3100形のワンマン改造し2両編成とされました。 基本仕様はモハ7000形と同じく、制御装置は回生ブレーキ付きの界磁チョッパ方式。元デハ3110がモハ8001、デ…
岳南鉄道クハ2106 は元小田急電鉄のクハ1659で、1953年に東急車輛で製造されました。 小田急では1600形の制御車で、戦前のデハ1600形の設計を踏襲した片運転台車でした。 全長は17m級で、前面の幕板上部が弓形で全溶接構造、全室運転台、貫通路は幅が広く、…
岳南鉄道モハ1105は、1950年後半から1960年前半にかけて、それまで保有していた車両の車体更新を行い、その結果誕生したのはモハ1100形に分類されます。 モハ1105の過去の経歴は、武蔵野鉄道サハ106→西部鉄道デハ106→モハ106で、更新車体は汽車会社製です。 …
岳南鉄道モハ1107は、元小田急1350形クハ1352で、1927年に小田原急行鉄道開業時に製造されたモハニ154です。 岳南鉄道には1969年に入線しましたが、その際に両運転台の電動客車に改造されました。 1976年に電装品を他車に譲り、片運転台の制御客車クハ2602に…
豊橋鉄道1800系は、架線昇圧後(1,500V化)以降に導入された元名鉄7300系の置き換えと列車のスピードアップに対応するため、2000年に導入されました。 元東急7200系で、目蒲線で運用されていた 30両を譲り受け、部品取り用の3両を除く3両編成9本( 27両)…
岳南鉄道モハ1103は1100形と呼ばれる形式に分類され、1950年後半から1960年前半にかけてそれまで保有していた車両の車体更新を行われたグループで、1981年に東急 5000系に置き換えられるまで活躍していました。 車体更新で誕生したのは5両で、その後 1959年…
モハ20は、元は鶴見臨港鉄道が電化開業用に増備したモハ100形で、1930年に 10両が製造されました。 車体は半鋼製で、正面は切妻、窓は正面中央に3枚寄って配置されていて、運転室は簡単にポールで仕切られただけの形となっていました。 鶴見臨港鉄道~国鉄…
静岡鉄道 3000形の A3008F編成( A3008-3508)は、「ワサビ」をイメージしたフレッシュグリーンのカラーでラッピングされ、「新しさ・優しさ」を表現しています。A3007Fと同時に増備され、2020年3月に営業運転を開始しました。 鉄道コレクションでは、オー…
豊橋鉄道 1900系は、元名古屋鉄道の 5200系で、1986年から 1989年にかけて渥美線に登場しました。 元名鉄といっても、譲渡されたのは モ5200 形の車体で、同線の電化方式に合わせて直流 600V対応とし、国鉄 101系・111系の DT21 型台車や MT46 型主電動機、…
豊橋鉄道 1750 系は、元名古屋鉄道の 3730系で、豊橋鉄道には 1982年に入線しました。 名鉄 3730系は 1964年以降に従来車の更新(車体新製)により誕生した車輌で、高運転台・両開き扉を採用、支線への直通特急からローカル運用まで、幅広く活躍しました。 …
静岡鉄道3000形のA3007F編成(A3007-3507)は、「桜エビ」をイメージしたプリティピンクのカラーでラッピングされ、「かわいい・ロマンティック」を表現しています。 A3008Fと同時に増備され、2020年3月に営業運転を開始しました。 鉄道コレクションでは、…
静岡鉄道 3000形の A3005F編成( A3005-3505)は、「駿河湾」をイメージしたエレガントブルーのカラーでラッピングされ、「上品・信頼」を表現しています。 ラッピング車のA3006Fと同時に増備され、2019年3月に営業運転を開始しました。 鉄道コレクションで…
静岡鉄道 3000形の A3004F編成( A3004-3504)は、「みかん」をイメージしたプリリアントオレンジイエローのカラーでラッピングされ、「暖かさ・幸福感」を表現しています。 A3003Fと同時に増備され、2018年3月に営業運転を開始しました。 鉄道コレクション…
静岡鉄道100形は、1961年に登場した17m級の車両で、1966年までに10両が自社工場で製造されました。 車体は片側3扉の当時としては近代的な全鋼製車体で、車内はロングシート、床下機器は他社から購入した部品や自社のストック品などが流用さ…
遠州鉄道30形は、旧型車の代替えを目的として、1958年から1980年までの間に30両が導入されました。 全車とも2扉のロングシートで、前面デザインが最終増備車を除いて2枚窓の湘南顔となっていますが、製造期間が長いことや、その車両が製造され…