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This blog is a record of my hobby of railroads and model trains.

【Nゲージレイアウト】車両基地/検修庫周辺の製作 その3

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夏休み最終日、今回は検修庫の前の舗装部分を作りました。

写真は本日の作業終了後の様子です。

当初は舗装部分は作る予定はありませんでした。

しかしながら、実物では地方私鉄なども含めて検修庫(検車庫)の前が舗装しているのが一般的です。

先日、各私鉄を訪問した際の写真を整理していたときに、たまたまそのことに気が付き、急遽作ることにしました。

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実際の例です。

写真は流鉄終点で流山駅構内にある検車庫です。

検車庫の手前も中も舗装されています。

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次の写真は三岐鉄道の例ですが、 舗装部分とバラスト散布部分がはっきりと分かれています。

参考にしたいと思います。

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現在製作中の車両基地では、すでに線路を敷設してしまっているので、線路の間と両側に1mm厚のスチレンボードを設置して舗装面を作りました。

ワイドトラムレールでも組み合せればよいのでしょうが、そのような余裕はありません。

直線だけでなく C541 のカーブレール区間にもスチレンボードを設置することになります。

その形に合わせてスチレンボードを作るのは面倒で、多少歪な形になりましたが、なんとか作りました。

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とりあえず、線路の間に設置するスチレンボードを実際に仮置きして、 DE10 で試運転をしてみました。

特に問題なさそうなので、このまま作業を進めました。

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線路の両脇にも 舗装面とするスチレンボードを設置したところ写真です。

架線柱の固定台部分を外す形で、スチレンボードを設置しました。

スチレンボードは旧レイアウトの解体派生品を再利用しているので、最初からグレーに塗装されているものもありました。

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写真は、検修庫(建物)を外した状態です。

この後、未塗装のスチレンボードに塗装を行いました。(ポポンデッタの下地塗装/ダークグレーで手塗り)

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ベースとなるスチレンボードが仮置き状態なので、タイトボンドでレイアウトボードに貼り付けました。

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レイアウトボードのベース(べニア板の部分)で一部露出してしまう部分があるので、その付近を手塗りで塗装しました。(下地塗装/ダークグレー)

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検修庫前側の作業が終わった様子です。

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べニアが直接露出する部分は、検修庫の後ろにもあるので、こちら側も塗装しました。

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作業終了後の後ろ側の様子。

べニア板が露出している部分もありますが、ここはバラスト散布後に隠れます。

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タミヤの角棒(1mm厚)を切断し、4cmの長さの棒を4本作りました。

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これら4本を、横にセメダインで接着し、幅1mm 高さ4mm の平板にしました。

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MR.サーフェイサーを軽く吹き、その上から茶色(ぶどう色2号)で塗装しました。

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これをレイアウトに設置しました。

「渡り板」のつもりだったのですが、何かよく分からないですね。

次回、もう少し何か手を加えるつもりです。 

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検修庫(建物)を設置した状態です。

これで試運転を行い、問題がなければ先に進みます。

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ところが、試運転で問題が発覚しました。

 機関車がレールの間に設置したスチレンボードの上で止まってしまいました。

何度試しても同じです。

止まってしまう位置は、スチレンボードの真ん中あたりのいつも同じ場所です。

スチレンボードの長さを半分にして再度試運転を再度行ったところ、問題は解消しました。

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そのため、今回は上記のとおり、スチレンボードを半分の長さのままとすることとしました。

研修庫の中は未舗装となっていますが、次回以降にどうするか考えます。

今回はここまでです。

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検修庫から、今回製作した舗装部分を通過して DE10 が出るところです。

へたっぴなところも多くありますが、とりあえず雰囲気は出ていると思います。

【Nゲージレイアウト】車両基地/検修庫周辺の製作 その2

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前回に続き、検修庫付近の製作を進めました。

写真は今回の作業を進める前の状態です。

プラ棒の真っ白い色のままで目立っている外枠は、グレーに塗装します。

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前回も掲載した写真ですが・・・

スチレンボードが白い未塗装の状態なので、これも今回塗装しました。

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地面の「かさ上げ」のために敷設する、未塗装のスチレンボードです。

裏面に両面テープを貼り、段ボールの切れ端に軽く固定しました。

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ポポンデッタの 下地用塗料(ダークグレー)を筆塗りで塗装しました。

2度塗りです。

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塗装したスチレンボードを所定の位置に仮置きします。

ここで一つ問題に気が付きました。

検修庫に至る仕業検査線に架線がなく、非電化状態となっていました。

当鉄道は電車がメインです。

検修庫に電車が自力で入れないのは問題です。

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急遽、単線架線柱を設置するための固定台を、2ヶ所設置しました。

曲線なので、架線柱の設置幅は短くなりました。

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写真は、タミヤのプラ棒(2mm)ですが、 1cm間隔でマーキングしているところです。

この位置で切断し、1cmの角棒を6本作りました。

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工作がへたっぴなので、多少長さが不揃いですが、長さ1cm(ぐらい)の角棒を3本づつ横につなげて、幅2mm、高さ6mmのプラ棒を2つ作りました。

前回、プラ棒で検修庫の外枠を作りましたが、これも同じく外枠になります。

多少、ペンでマークした跡は残り汚れていますが、上から塗装してしまうので問題ありません。

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前回作成した「コ」の字型の外枠、それと今回作った小さい外枠を塗装しました。

一応、MR.サーフェイサーで軽く下地を行った後、ジェイズの21明るいグレーで塗装しました。 

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検修庫の入口の拡大写真ですが、両脇に外枠が設置されているのが分かると思います。

線路の左側に設置されいるのが、今回作成した長さ1cmの外枠です。

バラストを散布する際の境界線となります。

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検修庫に至る、仕業検査線に架線柱が設置された様子です。

奥の架線柱が斜めになっているので、後で調整が必要ですね。

それと検修庫の奥が丸見えですが、検修庫の中も、何か一工夫したいですね。

入口に歩行帯も必要かも。

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検修庫後ろのスチレンボードも全て塗装されました。

ここの部分も、早くバラストを散布したいです。

その後ろ(写真右側)には、ただ仮置きしただけの、情景コレクションの「壁」があります。

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情景コレクションの「壁」について、そのまま並べただけではそれぞれの間に隙間ができてしまい、実感的ではありません。

下の固定台よりも上の「壁」の方が長く、固定台の形も横でぴったりくっつけられるような形状をしていません。

ここの部分をどうするか、対策を思案中です。

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引き続き、「壁」は仮置きのままです。

それでも、スチレンボードが塗装された分、前回よりも少しジオラマらしくなってきたように思います。

今回はここまでです。

【鉄コレ】 相模鉄道 5000系

 

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相模鉄道5000系は、1955年から 1960年にかけて計 20両が製造された、同鉄道初の自社発注・高性能車です。

車体は18m級(一次車=量産先行車4両のみ 17m級)で、片側3個所の 片開きドアを持つ通勤形で、車体袖を床下まで伸ばし床下機器を覆うような構造となる、「ボディーマウント構造」が普通鉄道用として初めて採用されました。

前面は大型2枚窓で、当時流行していたいわゆる「湘南形」と呼ばれる形状です。

走行機器としては、当時の最新技術である MM' ユニット方式が採用され、駆動方式としては直角カルダン方式となり、ブレーキ指令は日立製作所が独自に開発した「電磁直通弁式電磁直通ブレーキ」が装備されました。

当初は2両固定編成でしたが、後に2編成に中間車が組み込まれ、最終的には2両編成6本、4両編成2本となりました。

5000系は非常に斬新な車両でしたが、軽量モノコック車体のため老朽化が早く、構造上の問題から冷房化工事ができず、ボディマウント方式の車両は保守メンテナンスに非常に手間がかかるなどの問題があったため、1972年から 1975年にかけて 全車5100系への更新改造が行われました。

この際、車体は 2100系をベースにした 20m級片側4扉(両開き)の車体が新製され、足回りなどの機器が多数流用されました。(書類上は「新製」扱い)

鉄道コレクションでは、2008年に2両編成が事業者限定品として発売された後、一般流通品で4両編成が製品化されましたが、このうち後者の4両編成を所有しています。

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↑ モハ5013

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↑ モハ5018

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↑ モハ5017

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↑ モハ5014

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↑ モハ5013 前面の様子

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↑ モハ5013 側面の様子 その1

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↑ モハ5013 側面の様子 その2

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↑ モハ5013 側面の様子 その3

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↑ モハ5018 側面の様子 その1

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↑ モハ5018 側面の様子 その2

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↑ モハ5018 側面の様子 その3

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↑ モハ5017 側面の様子 その1

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↑ モハ5017 側面の様子 その2

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↑ モハ5017 側面の様子 その3

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↑ モハ5014 側面の様子 その1

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↑ モハ5014 側面の様子 その2

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↑ モハ5014 側面の様子 その3

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↑ パンタグラフの様子

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↑ 台車の様子

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↑ モハ5014 運転台付近の様子

【Nゲージレイアウト】車両基地/検修庫周辺の製作 その1

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今回から、検修庫(トミックスの機関庫を2つ並べたもの)の周辺の製作を進めます。

まずは、検修庫の中に入る仕業検査線がまだ仮敷設状態なので、レイアウトボードへの貼り付けを行いました。

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写真は、レイアウトボードには固定せずにただ載せているだけの検修庫を取り外した状態です。

一番奥にカーブを描きながら敷設されているのが、仕業検査線です。

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いったん、仕業検査線のレールを外し、正確な敷設する位置を定規で確認して、ペンで線をボードに書きました。

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上でボードに書き込んだ位置(線)に合わせて、タイトボンドでレールをレイアウトに貼り付けました。

貼り付けたら、ボンドが乾くまでしばらく待機。(線路には「おもり」を乗せて動かないように固定しました。)

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 仕業検査線の固定(ボードへの貼り付け)が完了したあと、試運転を行いました。

検修庫への入口はカーブのすぐ先にあるので、入出場の際に車両が入口付近に接触しないことを確認する必要があります。

車両限界の確認であることから、今回は小回りの利く機関車ではなく、通常に運用している 20m 級車両を使用することとし、キハ11で対応しました。

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キハ11 を入線させましたが、大丈夫でした。

(余談ですが・・・キハ11 いいですね。)

このとき、いままで適当に配置していた検修庫の位置が確定しましたので、レイアウトボードにその位置をマークしました。

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次に、タミヤのプラ棒( 2mm角棒)の切り出しを行い、長さ 35.5cm の角棒3本と長さ 1.5cmの角棒6本を作りました。

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長さ 35.5cm の角棒は、3つを横に並べる形でセメダインで接着して、幅 2mm 高さ 6mm のプラ棒1本を作りました。

同様に、長さ 1.5cm の短い各棒も3つずつ横につなげて接着し、プラ棒2本を作りました。

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長さ 35.5cm の長い棒の両端に、長さ 1.5cm の短い棒を「コ」の字型に接着しました。

これは、検修庫の外枠です。

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とりあえず、プラ棒から製作した検修庫の外枠を、検修庫の設置場所に仮置きしました。

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外枠の中に検修庫を置いた状態です。

研修庫はメンテナンスを考慮してボードに固定しない予定ですが、一方でバラストを研修庫ぎりぎりまで散布する予定なので、その間仕切りが必要となります。 

外枠はこの間仕切り用に製作しましたが、灰色系の目立たない色で塗装する予定です。

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仕業検査線に車両が入線した際、外枠に接触しないことを、キハ11 の試運転で確認しました。

仮置きのため、外枠の端が浮きあがっていますが、特に問題ありません。

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検修庫の前面の敷地に、スチレンボードを仮敷設しました。

スチレンボードは、旧レイアウトを解体した際の派生品を再利用しました。

なるべくグレーに塗装されているものから切り出して再利用していますが、一部は適当な大きさのものがなかったので、塗装していない切れ端などを使いました。

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 検修庫の後方部分についても、今回手を付けました。

写真はまだ何もしていない状態です。

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ここにもスチレンボードを敷き詰めました。

ここをどのような場所にするのかはまだ思案中ですが、とりあえずスチレンボードはグレーに塗装する予定です。

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研修庫の後ろは敷地の端とする予定です。

とりあえず、ジオコレ(情景コレクション)の塀を並べてみました。

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スチレンボードを少し増やしたので、製作が進んだように見えますが、まだ本モジュールの完成率は 15%程度といったところです。

次回以降、引き続き検修庫付近の製作を続けて行きます。