クハ 1331/クモハ 377は、西武鉄道 311系および 371系に属する通勤型電車で主に昭和20年代から 40年代にかけて使用された 17m 級の旧型国電払い下げ車両です。
311系・371系は、主にクモハ 311(371)+クハ1311 の2連を基本として使用されていましたが、いずれも当時の国鉄形機器搭載の自動ブレーキ車両と連結できたため、701系・801系以前の各車両とも連結し、4~ 10両編成の列車にも使用されていました。
車体は半鋼製で、概観が種車の関係から様々でしたが、ベンチレータなどは西武独自のものに換装されたものも多かったそうです。
クハ 1331・クモハ 377とも、1959年以降に国鉄からクモハ11(旧 50系 400番代)を譲り受けたグループで、うちクハ1331 は元国鉄クモハ11493で、1960年に西武鉄道に譲渡、モハ375となり、翌1961 年にクハ 1331となりました。
一方、クモハ377 は、元国鉄クモハ11423 で、1960年の西武鉄道譲渡でモハ377 となり、1964年にクモハ 377となりました。
鉄道コレクションでは、第4弾で製品化されました。
↑ クモハ377
↑ クハ1331
↑ クモハ377前面の様子。
↑ クモハ377運転台付近側面の様子。
↑ パンタグラフ付近の様子。
↑ 台車の様子。
↑ クモハ377側面の様子
↑ クハ1331側面の様子 その1
↑ クハ1331側面の様子 その2
↑ クハ1331前面の様子。