銚子電鉄 2000形は、銚子電鉄と同じ 600Vの鉄道線で運行され、京王 3000系譲渡車による置き換えとなった伊予鉄道の 800形電車2両4本をデハ 2000形・クハ 2500形として譲り受けたものです。
銚子電鉄では、この車両の導入で既存の旧型車のデハ701・デハ702・デハ801を置き換えることとし、当初は 2009年度内に実施するはずでしたが、諸般の事情により遅れ、2010年7月から営業運転を開始しました。
銚子電鉄としては初の冷房車で、銚子寄りのデハ 2000形は非貫通型の2枚窓の湘南形、、外川寄りのクハ 2500は貫通型の3枚窓となっています。
このうち、2002編成は 2014年1月に笠上黒生駅で脱線事故を引き起こし、電鉄の経営難により修理費用が捻出できずしばらく運用から外れていましたが、約2千万かかったと言われる費用の一部が地元高校生のインターネット上での募金活動でまかなわれたこともあり、2015年4月に営業運転を再開しました。
その際、2002編成はかつての銚子電鉄の標準色(ローズ基調にベージュのツートンカラー)に変更され、現在も引き続き運用されています。
鉄道コレクションでは、第 23弾で営業運転復帰後の新塗装された 2002編成が製品化されました。
↑ デハ2002
↑ クハ2502
↑ デハ2002前面の様子。
↑ デハ2002側面の様子 その1
↑ デハ2002側面の様子 その2
↑ デハ2002側面の様子 その3
↑ クハ2502 側面の様子 その1
↑ クハ2502 側面の様子 その2
↑ クハ2502 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子。
↑ 台車の様子
↑ クハ2502 運転台付近の様子。