EF65は、国鉄を代表する電気機関車のひとつで、実車は平坦線区向けの標準形式として1979年までに国鉄電機機関車史上最多の308両が製造されました。
特に500番台機(P型)と1000番台(7次車以降)は、ブルートレインの牽引機として人気が高く、詳細が今更説明不要ですね。
NゲージとしてのEF65は、500番台機がEF70とともにまだKATOブランドを名乗る前の関水金属社より製品化され、再生産の都度改良が重ねられてきました。
1000番台機は、実車が「昭和53年10月」のダイヤ改正前後から東京発ブルートレインの先頭に立つようになった以降、早い段階で製品化され、500番台機同様に製品のアップデートが繰り返されています。
自分が所有しているのは500番台1機と1000番台1機で、いずれも旧製品ですが、それなりにリアルに作られており、個人的には満足しています。
両機ともKATOマグネティックナックルカプラーを装備し、最近購入した24系ブルートレインの牽引機として本線レイアウトで走らせる予定です。
EF65 500番台 特急色
品番:3023-1
2次車の522号機を選択しましたが、厳密にいえば522号機は「F形」でした。
実車では、ブルートレインを牽引したのは500番台の「P形」に分類されるグループで、当時20系寝台特急列車を牽引していたEF60-500番台が出力不足であり、110km/hへのスピードアップ計画に対応できないことから、これに代わる牽引機として設計されました。
前面の様子。
ナンバーの違いはご愛敬です。
側面全体の様子。
反対側から撮った様子。
EF65 1000番台
品番:3035-1
1000番台は、旅客列車・貨物列車に対応可能な汎用機関車として1979年以降増備されたグループで、重連運用を考慮して前面に貫通扉が設置され、500番台と比べて前面のデザインが大きく変わりました。
特に、東京発ブルートレインの牽引用として増備された6次車以降では、パンタグラフが下枠交差型となり、ナンバープレートがブロック式になったのが大きな特徴でした。
自分は1124号機を選択しましたが、実車では8次車で関西発のブルートレインを牽引していたEF58の置き換え用として下関運転所に配置されたグループです。
当鉄道では、「富士」のヘッドマークをつけて基本編成(7両)のみの24系客車を牽引します。
前面の様子。
側面全体の様子。
反対から撮った様子です。