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This blog is a record of my hobby of railroads and model trains.

【Nゲージレイアウト】勾配区間の地形製作 その6

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勾配区間の製作が続きますが、今回は架線柱の仮設置も行ったので、まだ未塗装ながら少しづつジオラマの雰囲気が出てきたような気がします。

写真は、今回の作業終了後、工事区間を走る弘南鉄道6000形2両編成です。

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今回の作業前のレイアウトの様子です。

現在製作を進めているのは右奥の勾配区間ですが、全体で見ると前回とあまり変化がないように見えます。

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そろそろ工事区間でのレール貼り付け作業なども意識して作業を進める必要があります。

これまで暫定的に旧レイアウトから転用したレールや通電状態のイマイチのレールを敷いていましたが、これらのレールを状態の良い物に交換しました。

S140を使用している部分については、新品レールを購入しこれと交換しました。

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完成後のイメージを意識するために、架線柱の仮設置も進めます。

以前購入して使用していなかった単線架線柱が数本ありましたので、それを直線部分に仮設置しました。

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架線柱は、200mm 間隔で線路の奥側に設置しました。

架線柱を立てるだけでも実感的な雰囲気が出てきますね。

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架線中の固定台のうち柱と反対側(複線架線柱等を設置するときの、他の固定台との字ジョイント部分)は、邪魔になるので切断することにしました。

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架線柱の固定台を切断したところです。

仮設置では。固定台をこの状態で使用します。

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線路にバラストを撒いた場合、傾斜面側のバラストがどのあたりまで散布されるのか、その目安が必要となります。

とりあえず、厚さ3mmのスチレンボードから、幅15mm、長さ300mm程度の細長い板を数枚作りました。

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作ったスチレンボードの細長い板をレールの傾斜面側に仮置きしました。

このスチレンボードの位置が、バラスト散布が行われる範囲の目安となります。

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勾配区間の直線部分の傾斜面は 、発泡やスタイロフォームなどを積み重ねてひな壇(階段状)になっていますが、このパーツはまだレイアウトに固定しておりません。

このひな壇の凹んだ部分をティッシュとボンド水溶液で埋めて、角ばっていない「なだらかな急斜面」にすることにしました。

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写真では分かりにくいのですが、2枚重ねのディッシュを1枚づつ剥がし、折りたたんで 傾斜面パーツの凹んだ部分に詰めて、上からボンド水溶液を垂らしました。

直線部分の傾斜面パーツは二つありますが、その両方に同じようなことをして凹みを打埋めていきました。

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ひな壇状の凹み部分を埋めた状態です。

この状態で一週間程度放置して、ボンド水溶液が完全に乾いた後の状態を確認することにしました。

うまくいったら、曲線部分の傾斜面も同じ方法でつくろうと思います。

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レイアウト左端、カーブ区間に設置する工場のベースボードを作りました。

3mm厚のスチレンボードで、240mm×220mmの長方形のパーツを切り出し、対角線に合わせて半分に切って直角三角形にしました。

更に、そのパーツを設置場所のサイズに合わせ写真のように切りました。

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角の工場の下に作ったベースボードを仮設置し、その上に工場のストラクチャーを仮置きしました。

工場の敷地は、このレイアウトボードの左側にも更に続いているという設定にして、ここでは工場の入口はつくならないことにしました。

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勾配区間曲線部分の傾斜面は、11個のパーツをつなげる形で作っています、それらを

タイトボンドで接合し3つのパーツにまとめました。

写真は4つのパーツを一つにまとめたところです。

直線部分と同じようにひな壇状の傾斜面の凹み部分をディッシュとボンド水溶液で埋める予定です。

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凹みを埋めた直線部分の傾斜面の様子です。

ボンド水溶液の乾き待ちということで、今回の作業はここまでです。

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ちなみに、本レイアウトでは使用していないときのホコリ対策を写真のようにしています。

地元のスーパービバホームで、簡易養生シートというのが売っていたので、それをレイアウト全体にかけています。

サイズは、4m×5m、厚みは0.07mmの非常に薄いビニールシートで、あまり耐久性はなさそうですが、値段は150円程度(正確な値段は忘れました。)とお手頃でした。

本レイアウトは子供用ベットを転用して使っていますが、ベッド横方向の高い位置に荷作り用のビニール紐を張り、シートをかけたときに中にある程度の空間ができるようにしてありますので、シート掛けで架線柱や工場の煙突などの突起物に接触して破損することはないと思います。

【鉄コレ】蒲原鉄道 クハ10

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蒲原鉄道クハ10は、元は国鉄のキハ14000形(キハ41120)で、1950年に蒲原鉄道に譲渡され、クハ化改造を受けました。

改造後はラッシュ時を中心に使用され、モハ71と連結してよく運用されていました。

蒲原鉄道入りをしたときは機動車そのものの顔つきでしたが、1951年には西武所沢工場で正面の3枚窓化と車内のセミクロスシート化改造が実施され、このときにに加茂側の運転台は撤去され貫通化も行われました。

その後、同鉄道が廃止になるまで使用され、廃車後は五泉市内でしばらく静態保存されていましたが、2013年に解体されてしまいました。

鉄道コレクションでは、第10弾で製品化されていますが、上記の正面3枚窓化の姿が表現されています。

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↑ クハ10

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↑ 前面の様子

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↑ 側面の様子 その1

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↑ 側面の様子 その2

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↑ 側面の様子 その3

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↑ 反対側妻面の様子

【Nゲージレイアウト】勾配区間の地形製作 その5

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勾配区間の地味な地形製作が今回も続きます。

現在、優先して製作を取り組んでいる勾配区間は細長く、長さは直線+曲線で1,700mm程度、実車にすると約255mのに相当します。

週末のみ2~3時間程度の作業なので、この区間の工事を開始してすでに一か月程度が過ぎていますが、まだ先が見えない状態です。

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今回も継続して行う勾配区間のカーブです。

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カーブの内側、直線になった部分の脇ですが、5mm厚・幅3cmのスチレンボードのパーツを線路に平行に並べていますが、このパーツの嵩上げをします。

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同じ5mm厚で1.5cm幅のスチレンボードを重ね、ひな壇のように置きました。

その際、横のサブテレインの高さに合わせてスチレンボードを重ねるのですが、サブテレインの勾配は手前に行くほど低くなります。

上に載せるスチレンボードは5mm厚や3mm厚のものを組み合せて、嵩上げの高さも徐々に低くなるようにしました。

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カーブポイントの部分ですが、コードが邪魔なので、穴をあけてコードを逃がすことににしました。

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手動のドリルでレイアウトボードの穴をあけました。

コードをここに逃がしました。

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写真では、電動ポイントの右側から出ているコードが穴の中に逃げているのが分かると思います。

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ひな壇に重ねたスチレンボードのパーツを、タイトボンドで貼り合わせました。

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カーブ区間の内側の状態です。

扇状地のような地形にしたいので、隙間埋めと各パーツの加工作業を進めます。

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傾斜がなるべくなだらかになるように、現物合わせてで各パーツの角張った部分を削るようにしました。

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カーブ区間の手前にあるパーツですが、角ばった部分が削られているのが分かると思います。

まだ形が不自然です。

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カーブ区間内側に配置されるひな壇状のパーツの角張った部分を削っている様子です。

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前回、カーブ区間の内側に3mm厚の細長いパーツを仮置きしました(扇状地の傾斜面が始まる基準)が、このパーツの幅を2cmから1cmに変更しました。

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同様に傾斜面の基準となる1cm幅のパーツを直線部分にも仮置きしました。

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カーブ区間から手前のポイントまでの直線区間の様子です。

内側(右側)に仮置きしたスチレンボードがひな壇になっており、この部分の作り込みは次回以降となります。

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そのひな壇状のパーツですが、横から見ると、写真では右側半分にがスチレンボードを1枚が上乗せされて高くなっています。

このパーツは線路に対して平行に配置される予定ですが、上記のようにサブテレインによる勾配は徐々に高さが低くなっているので、それに合わせて線路方向にもひな壇を付けて高さを調整するようにしています。

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その一部が勾配区間となるカーブポイントですが、写真のように5mm厚と3mm厚をそれぞれ下に敷いて高さを調整しました。

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カーブ区間を走行する単行列車です。

内側の地形が、まだ形が不自然ながらも、扇状地っぽくなっているのが分かると思います。

今回はここまでです。

 

【鉄コレ】越後交通 1400形

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越後交通の1400形は元小田急の1400形で、1929年の江の島線開業と同時に製造されました。

デビュー当時は、501形・201形を名乗っていましたが、1950年に小田急電鉄が東急から独立分離した際に改番され、1400形(小田急デハ1400形・クハ1450形)になりました。

その後、車両の大型化のために電動機(モーター)を4000形に提供こととなり、小田急1400形は1968年に全廃となりましたが、このうち2両が西武所沢工場を経由して越後交通に8両が譲渡され、越後交通モハ1400形・クハ1450形として長岡線で活躍しましたが、1975年の同線旅客営業廃止に伴い、全廃となりました。

鉄道コレクションでは、第8段でクハ1451・モハ1401の2両が製品化されています。

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↑ モハ1401

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↑ クハ1451

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↑ モハ1401 前面の様子

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↑ モハ1401 側面の様子 その1

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↑ モハ1401 側面の様子 その2

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↑ モハ1401 側面の様子 その3

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↑ クハ1451 側面の様子 その1

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↑ クハ1451 側面の様子 その2

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↑ クハ1451 側面の様子 その3

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↑ パンタグラフの様子

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↑ 台車の様子

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 ↑ クハ1451 運転台付近の様子