蒲原鉄道クハ10は、元は国鉄のキハ14000形(キハ41120)で、1950年に蒲原鉄道に譲渡され、クハ化改造を受けました。
改造後はラッシュ時を中心に使用され、モハ71と連結してよく運用されていました。
蒲原鉄道入りをしたときは機動車そのものの顔つきでしたが、1951年には西武所沢工場で正面の3枚窓化と車内のセミクロスシート化改造が実施され、このときにに加茂側の運転台は撤去され貫通化も行われました。
その後、同鉄道が廃止になるまで使用され、廃車後は五泉市内でしばらく静態保存されていましたが、2013年に解体されてしまいました。
鉄道コレクションでは、第10弾で製品化されていますが、上記の正面3枚窓化の姿が表現されています。
↑ クハ10
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 反対側妻面の様子