クモユニ143 は、身延線の新性能化用として、1981年に4両が新製され沼津機関区に配置されました。
1985年に3月に身延線の郵便・荷物輸送が廃止になると、クモユニ143は全車長岡運転所に転属し、同区の旧型車両を置き換えました。
その後、1986年11月のダイヤ改正では、国鉄から郵便・荷物輸送が基本的に廃止され、例外的に残った外房・内房線の新聞荷物輸送用として全車が幕張電車区に転属、同区のクモユニ74を置き換えました。
1996年に房総地区での新聞輸送が旅客車(113系)を用いて行われるようになると、クモユニ143のうち1号と3号は長野総合運転所に転属し、クモヤ90を置き換えて車両基地の構内入換えや職員輸送などに使用されました。
また、2号は1997年に除籍され東京総合車両センターの入換え用とされ、4号は小山電車区に転属したが、現在はすでに廃車となり解体されています。
鉄道コレクションでは、第20弾でクモユニ143-1 が身延線塗装で製品化されました。
↑ クモユニ143-1
↑ パンタグラフ側前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 屋根上の様子
↑ パンタグラフの様子。
↑ 台車の様子
↑ パンタグラフ反対側 前面の様子