元は南海電気鉄道の11001系で、 架線電圧昇圧で余剰となったものを京福電鉄が譲り受け、1973年から1974年にかけて2両編成8本(及び部品取り用で1両)が導入されました。
制御方式は抵抗制御で駆動装置は中空軸カルダン駆動方式を採用、 1M方式の為主要機器はそれぞれの車両に搭載されパンタグラフも全車についてます。
越前本線や三国芦原線、永平寺線などで運用されていましたが、1990年にはワンマン化に伴う工事が実施され、運転台側の客用扉を運転台直後に移動するなどの改造が行われました。
その後老朽化も目立つようになってきた中、2001年の越前本線列車衝突事故に伴う運転休止の際に休車となり、えちぜん鉄道への経営譲渡の際に引き継がれたものの、一度も運用されることなく2005年までに全て廃車となりました。
鉄道コレクションでは、第18弾でモハ3001+モハ3002の編成が、マンマン改造工事後の姿で製品化されました。
↑ モハ3001
↑ モハ3002
↑ モハ3001 前面の様子
↑ モハ3001 側面の様子 その1
↑ モハ3001 側面の様子 その2
↑ モハ3001 側面の様子 その3
↑ モハ3002 側面の様子 その1
↑ モハ3002 側面の様子 その2
↑ モハ3002 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モハ3002 運転台付近の様子