キハ430 系は、元加越能鉄道加越線のキハ120 形で 1957年に2両が東急車両で製造されました。
湘南形前面の 16m 級2扉の小型気動車で、東武鉄道熊谷線キハ2000 形とほぼ同型車ですが、車内は同形式と異なりオールロングシートで、側窓回りにも相違があります。
1972 年の加越線廃止に伴い翌年に鉾田線に転入、その際に前照灯のシールドビーム化などが行われました。
2002 年に車体更新が実施、前面窓の縮小や側面雨樋の位置変更が行われ、その後は同線廃止まで活躍しました。
鉄コレでは第10弾でキハ432 が製品化され、2002年の車体更新後の前面の塗装をV字曲線とする(通商「金太郎塗り」)に変更した姿が再現されています。
↑ キハ432
↑ 前面の様子
↑ 運転台付近側面の様子。
↑ 台車の様子。
↑ 側面の様子
↑ 反対側運転台付近側面の様子
↑ 反対側前面の様子