京急旧 1000形の試作車は、1958年に デハ800・ デハ850 形として2両編成2本が製造されました。
編成は、浦賀寄りが 800 形・品川寄りが デハ850 形とされ、デハ800 側の運転台側にパンタグラフが設置されました。
1000形の量産車の導入は 1959 年以降開始されましたが、試作車が 1000 形に改番されたのは 1975年で、4両の 800 形は、1095 - 1098 となりました。
翌1066 年には主電動機を換装して性能を量産車に合わせ、1973 年には都営1号線への乗り入れを行う為の改造が実施され、前面に貫通扉が設置された他、パンタグラフの位置も品川寄りに変更されました。
その後量産型では冷房化が順次進みましたが、試作車の4両では実施されず、1988 年に廃車となりました。
鉄道コレクション第 25弾では、試作車のうち 1095-1096 の2両が非貫通でパンタグラフの位置が変更される以前の姿で製品化されました。
↑ 1095
↑ 1096
↑ 1095 前面の様子
↑ 1095 側面の様子 その1
↑ 1095 側面の様子 その2
↑ 1095 側面の様子 その3
↑ 1096 側面の様子 その1
↑ 1096 側面の様子 その2
↑ 1096 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ 1096 運転台付近の様子