写真は、いきなり今回の作業終了後の様子です。
今回は、まだ未塗装ですが、車両基地の構内の渡り板を設置してみました。
ちなみに、この「渡り板」の正式な名前を自分は分からないのですが、とりあえずここでは「渡り板」ということで、話を進めます。
これは実物の写真です。
錦糸町の駅構内に設けられた留置線の「渡り板」です。
因みに、留置されているのは E217系ですが、いずれこの写真も貴重になるでしょう。
実物の「渡り板」をよくみると、台木を縦と横にうまく組み合せて並べる形で作られています。
もしかして、交換した使用済の枕木を再利用しているのかも知れません。
さて、製作中の車両基地のジオラマでは、いろいろ素材になるものを探したのですが適当なものがなく、2mm のプラ棒を切って、貼り合わせて作ることにしました。
プラ棒を1cmに切ったものを台木に見立てます。
とりあえず、1cmの長さに切る作業を続けました。
単純作業です。
自分はあまりこのような工作は得意ではなく、切ったプラ棒の切り口が斜めになったり、長さが不揃いになってしまいます。
切り口はやすりで削って形を整えます。
切ったプラ棒をレイアウトの上に並べてみました。
実物の写真では、台木を縦と横に組み合せて綺麗に作っていましたが、自分にはそのような細かいことはできないので、プラ棒を全て縦方向にすることにしました。
ここで問題が発覚!!
写真をよく見ると分かりますが、2mmのプラ棒を線路の上に載せると、レールの高さよりもプラ棒の高さの方が高くなってしまっています。
これでは、この上を車両が通過することができません。
そこで、線路上に置くプラ棒については、2mmではなく、その半分の1mmのプラ棒を使い、高さを押さえることにしました。
一つの「渡り板」で2mmと1mmのプラ棒を使い分けて作ると、不自然になるかも知れませんが、塗装してバラストを撒いてしまえば、あまり気にならないと思います。
線路の上だけ、1mmのプラ棒にして、仮置きした様子です。
これなら、なんとか車両の通過の妨げにはならないかと思います。
2mmのプラ棒、1mmのプラ棒をそれぞれセメダインで接着して、渡り板を接着します。
拡大写真だと長さの不揃いが目立ちますね。
セメダインが完全に乾いたら、ヤスリで端を揃えなければいけないですね。
とりあえず、車両基地に設置してみました。(まだ塗装していないので仮置きです)
設置する位置は、まだここで確定した訳ではありません。
斜めに見れば、プラ棒の長さの不揃いもあまり目立たないですね。
この日は、雨上がりで湿気のかなり多いので、塗装は行いませんでした。
まだ、バラストを撒く前にやるべきことはいくつかあります。
レイアウト製作にかける時間も限られていますので、作業はなかなか先に進まないです。