車両基地の建設は、現在中央部分を中心に工事を行っています。
今回は、前回の作業までで完了したバラスト散布区間の延伸を進めます。
まずは「渡り板」の製作です。
「渡り板」は、すでに基地構内の奥に1ヶ所設置していますが、同様のものを手前にもう1ヶ所設置します。
作り方は前回と全く同じです。
まずは、タミヤの2mm角のプラ棒から長さ1cmに切断したものを30本作りました。
プラ棒は普通のカッターで切断していますが、多少無理があるのか、すぐにカッターの刃がボロボロになってしまいますね。
切断したプラ棒の10本をセメダインで接着して、側線と側線の間に設置する「渡り板」とし、これを3つ作りました。
前回もそうでしたが、実は自分はこうした工作が得意ではなく、等しい長さに切ったはずのプラ棒の長さが揃っていません。
それでも、塗装してレイアウトの中に設置してしまうとあまり目立たなくなるので、このまま作業を進めます。
「渡り板」は、老朽化により取り換えられた枕木を再利用しているという設定です。
とりあえず、側線の間に「渡り板」を仮置きしてみました。
当面は、この「渡り板」よりも左側部分の工事を進めます。
次に、タミヤの1mm角のプラ棒を1cmの長さに切断したものを18本作りました。
レール間に設置する「渡り板」は、2cm角のプラ棒を使うと列車が通過するときに引っかかってしまうため、その厚さを半分の1cmとしています。
切断した1mm角のプラ棒を6本づつセメダインで接着し、これを3つ作りました。
写真は、1mm角のプラ棒で作った「渡り板」も仮置きした状態です。
側溝も延伸されるので、新しいものを切り出しました。
KATOの側溝は、大きいものと小さいものの2種類ありますが、ここでは大きいものを使用しています。
写真は、追加する側溝を仮置きした状態です。
追加した側溝はグレーに塗装しなければなりませんので、まだ貼り付けることができません。
ポイントのすぐ脇に設置する側溝には、変化をつけるために分岐用のブロックも設置してみました。
線路の奥側にはまだバラストを撒いていませんが、バラストと通常のアスファルトとの境界線には側溝を設置することにし、とりあえず、細い側溝を仮置きしました。
細い側溝は、旧レイアウト を解体で派生したものを再使用しましたので、すでにグレーに塗装されています。
電動ポイントの脇にバラストは散布しませんので、ポイントとバラスト散布部分の間には仕切りを設けることにしています。
電動ポイントの奥側には2mm角のプラ棒を写真のように配置することにしました。
ここでは、側溝と仕切り(プラ棒)の間にバラストを散布することになります。
仕切りのプラ棒もまだ塗装していませんので、とりあえずの仮置きです。
今回追加した「渡り板」「側溝」「仕切り」を仮に配置した状態です。
この日は天候のイマイチ(曇り)なので、これらのパーツの塗装は次回行うことにしました。
車両基地手前側から今回作業を行った中央部分を撮った写真です。
今回はここまでです。