前回はゆうづる駅構内2番線にフィーダーの設置と配線などを行いましたが、今回以降は、地味なジオラマ制作に戻ります。
当面はゆうづる駅構内に続く配線の敷設と並行して、作業が凍結していた踏切付近の作り込みを再開します。
上の写真は、本線から分岐した支線がゆうづる駅構内の前で枝分かれする部分ですが、電動ポイントと電動ポイントの間に短い直線レールが二つ配置されているのが見えます。
当鉄道では、ポイント切り替え時のトラブル回避のため、電動ポイントにはバラストを散布しないこととしていますが、このポイントに挟まれた直線レールへのバラスト散布がどうしようか迷っています。
とりあえず、下の方の直線レールについて、敷設(固定化)前に枕木間のバラスト散布のみを行ってみることにしました。
枕木間のバラスト散布を行う直線レールの両端をマスキングテープで養生しました。
バラストを散布し、ボンド水溶液で固着させ、水溶液がまだ線路の上に残っている様子です。
この線路はこのまましばらく乾燥させました。
まだ乾ききっていませんが、ある程度水溶液が無くなった状態で、この線路をタイトボンドでレイアウトボードに貼り付けました。
なお、電動ポイントそのものはレイアウトボードに貼り付けておりません。
直線線路に散布したバラストの乾燥を待つ間、踏切付近の作業を進めます。
写真が作業前の様子です。
線路の両脇にジオコレの踏切板が仮設置しています。
右側の踏切板はタミヤのテクスチャーペイント(ダークグレー)で塗装してありますが、左の踏切板は購入したままの状態です。
今回、左側の踏切板も塗装しました。
タミヤのテクスチャーペイントのダークグレーで筆塗りし、アスファルトの表現を行いました。
踏切板の塗装が乾燥する間、線路の上にある踏切板のパーツにも手を加えます。
見た目の汚れが少ないので、多少汚すことにしました。
踏切板のパーツをクレオスのMr.ウェザリングカラーのマルチブラックでウェザリングを行いました。
写真だと踏切の線路の左上側ですが、鉄道柵が両面テープで仮設置され、その鉄道柵と踏切板の間に隙間ができています。
この隙間にプラ棒を入れて隙間を埋めることにしました。
2mmの角棒を現物合わせで見合った長さに切断して、鉄道柵と踏切板の間に仮設置した様子です。
2mmの角棒は、水性ホビーカラーの軍艦色(1)で筆塗塗装しました。
両面テープで仮止めしていた鉄道柵を、あらためてタイトボンドでレイアウトボードに貼り付け、その手前に2mmの角棒で作ったパーツをタイトボンドで貼り付けました。
旧レイアウト作成の際に大型量販店で購入した白線用のテープがあったので、これを踏切板に貼り、写真のように白線の引いた表現をしてみました。
踏切板を所定の場所に仮設置してみた様子です。
あらためて、踏切板をタイトボンドでレイアウトボードに貼り付けました。
踏切板が固定されたことで、一部周辺のバラスト散布が可能となりました。
以前、旧レイアウト用にジオコレの砂利を購入し大量に余っているものがあるので、これを踏切脇の一部に散布してみようと思います。
踏切の左上部分に、砂利を散布してみました。
写真は、まだボンド水溶液を塗布していない状態です。
線路脇には、当鉄道指定のバラスト(モーリンのRストーンNバラスト幹線用NO431)を散布し、これを含めてバラストを散布した部分にボンド水溶液を塗布しました。
今回の作業が完了した後の様子です。
見た目では、変化があったのは踏切板に白線が入ったことぐらいでしょうか。
今回はここまでです。