前回に続き、勾配区間直線部分の製作を行います。
写真は、先日購入したばかりの旧型客車で、DE10牽引による試運転列車です。
今回の作業を行う前の様子です。
バラストを散布する順次の作業を行います。
直線区間の外側に、タミヤの1mm角棒を設置します。
まずは、設置する場所の長さを測って、各棒をその長さに切り出しました。
角棒を仮設置した状態です。
前回の作業で角棒の長さが足りずに隙間が空いていた部分も、今回短い角棒を設置して塞ぎます
切り出した角棒を塗装するために段ボールの切れ端に両面テープで貼りました。
筆塗りで水性ボビーカラー軍艦色(1)を塗装しました。
塗装後の角棒の様子です。
塗装後の角棒をタイトボンドで所定の位置に貼り付けました。
線路と両側の角棒の間にバラストを散布することになります。
勾配区間側面の石垣の下に設置するスチレンボードのパーツですが、前回はグレーの下地塗装までを行いました。
この2本を段ボールの切れ端に両面テープで貼りました。
タミヤのテクスチャーペイント・ライトグレーを、筆塗りで塗装しました。
本来、テクスチャーペイントは2度塗りした方が良いのですが、今回は1度塗りとしてラフに塗装しました。
そのため、下地塗装のグレーは部分的に見え隠れしてした状態となり、ウエザリングをしたような効果が出ています。
塗装したスチレンボードを、石垣下の所定の位置に設置しました。
今後の作業を考慮し、当面はボンドで固定しないことにしました。
勾配区間上部の石垣の上部分に設置するパーツです
2mmの各棒を貼り合わせて作ったものですが、まだ塗装していませんでした。
グレーのサーフェイスを吹き、Gマックスの灰色9号で塗装、艶消しトップコートを吹きました。
ウェザリングカラーのマルチブラックで汚しました。
塗装後、パーツを所定の位置にタイトボンドで貼り付けました。
線路脇に側溝を設置します。
まずは、旧レイアウトを解体した際の派生品の中から、再利用できそうな側溝のパーツを選びました。
とりあえず、側溝の再利用品を線路脇に並べてみました。
側溝の再利用品は、すべて灰色9号までの塗装がされています。
これらを段ボールの切れ端に両面テープで貼り付けて、上から艶消しトップコートを吹きました。
ウェザリングカラーのマルチブラックで、墨入れと汚しを行いました。
ウェザリングの完了した側溝の再利用品を線路脇にタイトボンドで設置しました。
側溝は線路脇の一部しか設置できていませんが、足りない部分は今後追加設置するつもりです。
写真は旧レイアウトを解体した際に取り出したトミックスのレールです。
今回の新レイアウトでも再利用しようと思ったのですが、テストしたら通電が悪く使えませんでした。
処分するしかありませんが、それならば一部でもストラクチャーとして使えないのかなと現在検討をしています。
そこで、試しにレール部分と道床を切り離してみました。
切り離したレールを線路際に置いてみました。
実車では、このように線路際に取り換え用のレールを置いているのを見かけます。
きちんと塗装しなおして、整えてれば、ストラクチャーとして再利用できそうですね。
この件はもう少し検討するつもりです。
今回の作業はここまでです。
直線部分については両脇の角棒の設置が完了したので、次回以降ではバラスト散布を進めながら線路脇の作り込みを行い予定です。