島原鉄道キハ2550形は、当時老朽化の進んでいた在来車の置き換え用して1994年以降導入されていたキハ2500形の改良型で、2001年に2両が導入、2009年にも事故車の代替え用として1両が増備されました。
新潟鐵工所の軽快気動車NDCの第2世代にあたる車両で、基本的な車体構造や性能はJR九州のキハ125形気動車に準じており、ワンマン運転の設備も備えています。
キハ2500形では保安ブレーキを二重系統化されており、キハ2500形からの改良点となっています。
車体は18m級の全鋼製で、車内は中央部が2列+2列、もしくは2列+1列のボックスシート、車端部はロングシートを備えたセミクロスシートとなっています。
軌間は直噴式ディーゼルエンジンのDMF13HZを1基搭載し、台車はボススタレス台車を履いています。
2013年にはキハ2551・2552の2両で自動ドレン分油器・除湿装置にヒーターが設置され、車体番号の末尾にAが追加され形式名もキハ2550Aとなりました。
鉄道コレクションではキハ2552が第19弾で製品化されています。
↑ キハ2552
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 台車の様子
↑ 反対側 運転台付近の様子