名古屋鉄道7700系は、パノラマカーの支線特急用として導入された車両で、1973年に2両編成と4両編成が4本ずつ増備されました。
車体や機器・性能などは基本的に7000系と同様の仕様とされましたが、前面は展望スタイルの7000系と異なり貫通構造とされ、台車はS形ミンデン式のFS384となり、制御装置などの一部の機器も7000系とは異なるものが搭載されました。
1982年以降、国鉄が東海道本線に投入した117系「東海ライナー」に対抗するために、7000系の一部が白帯を巻いた特急専用車(白帯車)に改装され運用を始めましたが、7700系2両編成4本についても、1983年に同様の改装が行われました。
1991年以降、4両編成のうち中間車2両は7000系6両編成化のために抜かれ、7700系は全ての編成が2両編成化と白帯化が実施されました。
特急運用から離脱した後は、スカーレット一色になり、ワンマン化改造を受けて三河線などで運用されていましたが、2010年までに全車引退となりました。
鉄道コレクションでは、第30弾で7705Fが製品化されました。
↑ モ7706
↑ モ7705
↑ モ7706 前面の様子
↑ モ7706 側面の様子 その1
↑ モ7706 側面の様子 その2
↑ モ7706 側面の様子 その3
↑ モ7705 側面の様子 その1
↑ モ7705 側面の様子 その2
↑ モ7705 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モ7705 運転台付近の様子