一畑電気鉄道 2100系は、京王帝都電鉄 5000系を譲り受け、京王重機整備にて改造した車両で、1994年から 1995年にかけて2連×4本の8両が導入されました。
編成はデハ2100+デハ2110形の2連で、車体は 18m 級3扉車の普通鋼製ですが、後期に導入された2連2本は中央の扉を埋めて2扉化されました。
制御方式は抵抗制御で、主要機器類は主電動機として三菱製の MB-3054 を使用し、駆動装置は中空軸平行カルダンく移動方式です。
台車は帝都高速交通営団 3000系から流用した FS510 を履いていて、デハ2100 形にはパンタグラフが1基設置されました。
老朽化のため、2018年1月に1編成が引退し、その後更に1本が検査期限のタイミングに合わせて廃車される見通しですが、残る2編成は車体修繕を行った上で更に15年程度使用される予定です。
鉄道コレクションでは、第11弾でデハ2104-デハ2114 編成が製品化されています。
↑ デハ2104
↑ デハ2114
↑ デハ2104前面の様子
↑ デハ2104 側面の様子 その1
↑ デハ2104 側面の様子 その2
↑ デハ2104 側面の様子 その3
↑ デハ2114 側面の様子 その1
↑ デハ2114 側面の様子 その2
↑ 屋根上の冷房装置は分散式。
↑ パンタグラフの様子。
↑ 台車の様子。
↑ デハ2104前面の様子。