3000系は1962年に帝国車両で製造された、元南海鉄道のズームカー・21000系です。
一畑電鉄では、1996年12月にモーター付き8両を譲り受けてワンマン化改造を施し、翌年2月から2両編成4本が営業運転を開始しました。
編成は、デハ3000形(Mc)+デハ3010形(MC)の2連で、外装は、黄色をベースに、扉と正面帯が紺色・側面下部が白色の一畑色で塗装され、車内はロングシートとされましたが、側扉付近に乗車整理券発行機・運転台後部に料金箱を設置されていました。
制御方式は抵抗制御であり、駆動装置は中空軸並行カルダン駆動方式を採用、台車はFS17Aを履いていました。
廃車は2014年以降開始され、2017年までに全車引退となりました。
鉄コレでは、第3弾で製品化された3007編成を所有しています。
パンタグラフは、デハ3007に2基ありましたが、運転席側の1基のみが使用され、もう1基は撤去されていました。
↑ デハ3007
↑ デハ3017
↑ デハ3007前面の様子
↑ デハ3007 側面の様子 その1
↑ デハ3007 側面の様子 その2
↑ デハ3007 側面の様子 その3
↑ デハ3017 側面の様子 その1
↑ デハ3017 側面の様子 その2
↑ パンタグラフの様子。
↑ デハ3007の後方のパンタグラフは撤去されました。
↑ 台車の様子。
↑ 屋根の上に搭載された集中式冷房装置
↑ デハ3017 前面の様子。