富士急行5700形は、元は小田急の2200系グループ(2200形・2220形・2300形・2320形)で、富士急行線には1982年から1984年にかけて入線しました。
富士急に入線した際、小田急時代の ATSと列車無線の撤去、スノープローの取り付け、客用ドアの冬対策などの改造が行われ、塗装も富士急行のカラーに変更されました。
2両×8編成が増備されましたが、元車の関係からモハ5707-モハ5708の1編成のみが正面窓2枚の非貫通で、その他の車両が正面窓3枚の貫通形となりました。
入線後10年程度活躍したが、非冷房であることや老朽化が目立ってきたことなどから1000形(元京王5000形)により代替となり、1993年から1997年にかけて全車が引退・廃車となりました。
鉄コレでは、通常の正面3枚窓(貫通形)である5721-5722編成が第3段で製品化されましたが、これは通常の正面3枚窓(貫通型)で、元小田急2226-2225編成です。
↑ モハ5722
↑ モハ5721
↑ モハ5722 前面の様子
↑ モハ5722 側面の様子 その1
↑ モハ5722 側面の様子 その2
↑ モハ5722 側面の様子 その3
↑ モハ5721 側面の様子 その1
↑ モハ5721 側面の様子 その2
↑ モハ5721 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モハ5721 運転台付近の様子