EF64は、国鉄末期の1980年に登場、上越線や高崎線などで活躍していたEF58・EF15・EF16などの置き換え用として導入されました。
性能は基本番台とほぼ同じですが、各細部では大幅な仕様変更が実施され、特に雪害対策として車内の機器が大幅に変更された関係で、側面の設計が基本番台とは大きく異なり、他の国鉄電気機関車では見られないような左右非対称の外観となりました。
1000番台車は53両落成時点では全車長岡運転所に配置され、上越線で運用されました。(その後増備車一部が高崎第二機関区に配置)
JR発足後はJR東日本とJR貨物に継承され、東北本線・首都圏各線・東海道本線・中央西線・篠ノ井線・伯備線など、多くの直流区間で運用されていますが、現在老朽化による淘汰が進んでいます。
Nゲージでは、KATOの旧製品を2両所有しています。
EF64 1000番台 一般色
品番:3023-1
車番は1012号機を選択しました。
側面全体の様子。
前面の様子
側面、真ん中付近の様子。
反対側から見た様子。
EF64 1000番台 JR貨物試験塗装
品番:3023-2
1010号機は、1987年から1998年の間に、JR貨物仕様の試験塗装が施されていました。
当初は、前面の警戒色クリーム色はそのままで側面にJRの文字が描かれました。
1990年以降は前面警戒色も黄色となり、ナンバープレートは赤色になりました。
側面全体の様子
前面の様子
側面の「J」の文字
側面の「R」の文字
反対側、運転台付近の様子