一畑電気鉄道デハ1型は、同鉄道の北松江線電化開業に際して導入された車両で、1927年に日本車両製造で5両が製造されました。
なお、後にクハ14形が電動車化されデハ7となったため、総数は6両に増えています。
途中、他形式への改造・改番も多く行われましたが、1978年にはデハ1形として残ったデハ3・デハ6が大社線のワンマン化に伴い、自動・ワンマン化され、1998年の廃車まで活躍しました。
車両は16m級の半鋼製車体で、3扉ロングシート、「日車標準車型」と呼ばれる標準規格で作られています。
製造された時期がダブルルーフからシングルルーフへの移行期にあたり、デハ1型の屋根はシングルルーフですが、車内の天井はダブルルーフになっています。
鉄道コレクションでは、第12弾でデハ3が製品化されています。
↑ デハ3
↑ パンタグラフ側前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ 反対側 運転台の様子