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【鉄コレ】 島原鉄道 キハ4501

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島原鉄道キハ4500は、1953年に4501・4502・4503・4505の4両が登場しました。

液体式試作気動車の国鉄キハ44500(キハ15)を基本としていますが、両運転台車とし、客用扉は扉でやや中央寄り、前面は湘南型の2枚窓スタイル、側面の窓と窓の間隔がやや狭いことなどが特徴となっています。

車内はボックスシートを基本とするセミクロスシート仕様で、シートピッチが狭かったため、のちに拡大改造され、窓割りと座席配置が合わなくなっています。

走行機関などはキハ44500と同様で、DMH17B型機関(160ps)、TC-2型液体変速機を搭載、台車はDT19/TR49型となりました。

キハ4500の登場により、蒸気列車の気動車化が進んで近代化が図られ、特に総括制御の可能なキハ4500は輸送量に応じて編成数を変更できることから通勤・通学時などに活躍しました。

しかしながら、前面が非貫通であることから2両編成以上では使い勝手が悪く、1975年にキハ11が入線すると、キハ4503・4505は郵便・荷物車のキユニに改造されました。
その後、1985年にキユニ4505が廃車、1987年にはキハ4501・4502が廃車、キハに戻された4503も 1988年に廃車となり、キハ4500は全廃となりました。
鉄道コレクションでは、第13弾でキハ4501が製品化されています。

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↑ キハ4501

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↑ 前面の様子

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↑ 側面の様子 その1

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↑ 側面の様子 その2

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↑ 側面の様子 その3

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↑ 反対側運転席付近の様子。

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↑ 台車の様子。