車両基地に敷設するレールの(側面)塗装作業は、まだ一部完了していませんでしたので、今回その残りの作業を行いました。
前回と同じ、単純作業です。
まずは、水性ホビーカラーのレッドブラウンを線路に筆塗します。
今回塗装したのは、手前の3本です。
検査用の工場(電車をつなげたもの)の中に入る部分は塗りません。
これを塗って、一応塗料は使い切りました。
線路に塗料を塗ったあとは、レールの上面を水に塗らした綿棒でこすって、塗料を落とします。
ある程度綺麗になったら、今度は綿棒の先にレールクリーナーをつけて、同様にこすって車両が走行できるようにします。
作業は完了しました。
今回塗装したのは、検査工場に入る部分のレールです。
検査工場の反対側にもレールが飛び出ているのですが、その部分も一応塗装しました。
バラストを撒けば、それなりに雰囲気が出そうです。
今回はポイント部分のレールには塗装しませんでした。
どうしようか迷っています
トミックスのポイントはデリケートで、バラストを撒くとボンド水溶液が入り込み動かなくなるリスクが非常に大きいことは有名です。
このモジュールは一応ディスプレイ用なので、最悪動かなくなっても我慢できるのですが・・・
バラストは今のところグレー系を考えているので、茶色の道床のポイントは目立ってしまい、あまり良くありません。
ファイントラックのポイントに交換するかも知れません。
塗装作業が完了したので、とりあえず試運転です。
今回はトミックスの旧製品(かなり古い)の DE10 の茶塗装です。
DE10 の軸配置は特殊なのであまりこうした試運転にはむかないのですが、別にポイントには手を加えていないので問題ないだろうと思い、この機関車を走らせました。
ところが、DE10 がポイントにさしかかると突然停止しまい、前へ進めません。
なぜ、手を加えていないポイントで不具合が出ているのか?
DE10 に問題があるのか?
問題の切り分けのために、毎回試運転で使用する ED61 で試運転を行ってみましたが、結果が同じで、やはりポイント部分でまったく動かなくなりました。
正直、原因が分かりません。
トミックスポイントの不具合なのか、老朽化なのか、線路を付け直した関係で接触不良になったのか。
ポイントをいったんはすし、一通りレールクリーナを着けた綿棒で拭き、つなげ直す作業を何回か繰り返したところ、不具合は解消し、ED61 がポイントを通過できるようになりました。
DE10 でも試してみましたが、問題なくポイントを通過できるようになりました。
不具合は何が原因だったのかよく分かりませんが、とりあえず良しとします。
ところで、車両基地の架線柱が3本しかなく少なすぎるということで、先日増設用の架線柱を購入していたのですが、まだ開封していませんでした。
線路をボードに固定する前に配置を決めておきたいので、これを開封することにしました。
中身はこんな感じです。
架線柱は、将来塗装する予定なので、一応中性洗剤で洗ってから組み立てることにしました。
各パーツを切り離して、くっつけるだけの簡単な作業。
3線架線柱で1パッケージに3組入っていました。
すでに車両基地には3組分設置しているので、これを追加すればちょうど良いくらいです。
トミックスのパンフレットによると、直線区間では架線柱は 140mm~280mm ぐらいの間隔で設置するのが良いとされています。
この車両基地ではポイント設置の関係で間隔が狭くなる部分を避けた上で 170mm 間隔で設置してみました。
架線柱の数を増やしたら、それなりに雰囲気が出てきました。
今回の作業はここまでです。
次の作業は、線路の固定(レイアウトボードへの貼り付け)になります。