車両基地の建設では、現在基地構内中央部分の工事を進めていますが、今回の工事では一部電動ポイント部分も含めたバラスト散布を実施しました。
写真は、今回のバラスト散布区間で試運転を行うキハ11です。
今回工事前の車両基地中央部分の様子です。
二つの複線架線柱の間では、写真手前部分しかバラスト散布が行われていませんが、今回がその奥部分の整備を進めます。
ポイントとバラスト散布部分の間の「仕切り」が未塗装で目立っています。
前回がプラ棒で作ったものですが、まずはこれを塗装します。
塗装にはジェイズの「10:屋根グレー用灰色」を試しに使ってみることにしました。
ジェイズの塗料は「21:明るい」屋根グレー用灰色」を駅ホーム用などで使用していましたが、適度にツヤがなく模型用としては非常に実感的で良かった印象があります。
若干値段が高く、取り扱っている模型店も少ないのですが・・・
いつものようにMR.サーフェイス1000(グレータイプ)を軽く吹き、ジェイズのスプレーで塗装、作業は玄関の外で行いました。
写真は、割りばしに両面テープでくっつけられた状態の「仕切り」です。
架線柱の固定台には、穴にバラストが入らないようにマスキングを行いました。
塗装後の「仕切り」です。
自分がスチレンボードの下地用に使っているダークグレーとほぼ同じ色です。
これなら、レイアウト上でも目立たないと思います。
「仕切り」とその手前にある底上げ用の「スチレンボード」をタイトボンドでベースボードに貼りつけました 。
作業中、誤ってボンド水溶液が電動ポイントの中に入り込まないように、予め電動ポイントを外しておくことにしました。
バラスト散布作業を開始です。
いつものように、コンビニのスプーンでバラストを少しずつ撒き、平筆でならしていきました。
予定していた部分のバラスト散布が終了しました。
写真は、仕切りを設置した部分にバラストを撒いた様子です。
仮に電動ポイントが破損した場合でも、これなら交換が可能となります。
あまり実感的ではありませんが、トミックスの電動ポイントを使うのであれば、ある程度妥協は必要かと。
この対策で問題がなければ、本レイアウトでもポイント部分はこのようにしようかと思っています。
ボンド水溶液の散布作業に入りました。
この後、なるべく枕木にバラストがかからないように、爪楊枝で細かいところを手直ししました。
ボンド水溶液散布後、しばらくして「仕切り」を張り付けた位置に問題が発覚し少しずらしました。
ずらした一部でバラストがおかしくなり作業をやり直ししたことから、ボンド水溶液がその日のうちに乾かず、試運転は翌日になってしまいました。
試運転の前に、レールクリーナと綿棒を使ってバラスト散布区間の線路のメンテナンスをしました。
試運転では問題ありませんでした。
キハ11は前照灯がついていて(最近のNゲージでは当たり前ですが)常点灯システム対応なので、こうした試運転のときには非常に便利です。
前照灯が点くかどうかで、通電しているかどうか確認できますね。
普段は鉄コレばかりを扱う自分にとっては、前照灯が点灯することだけでも「すごい」ことです。