今後の作業では、底上げのために地面に敷設したスチレンボードの上にバラストを撒くことになりますが、その前に、スチレンボードをグレーに塗装することにしました。
その他、側溝や現場の人が歩く通路(渡り板)も設置する予定で、バラスト散布はその後になります。
今回の作業前の様子です。
スチレンボードは、まだ仮に置いているだけなので、グレーに塗装した後タイトボンドで貼り付けます。
上の写真は、今後作り直しのために解体する予定となっている、旧レイアウト留置線の一部を拡大したものです。
今回と同じようにスチレンボードでかさ上げをした後にバラストを散布しているのですが、バラストの散布が薄く、バラストが剥がれてしまったところが、スチレンボードの白色が表面に出てしまって、みっともなくなっています。
そこで、今後はこのようなことがあっても目立たないように、バラストに隠れてしまうスチレンボードもバラストに合わせた系統の色で塗装することにしました。
とりあえず、ボードに置いているスチレンボードをいったんはずしました。
両面テープを少しだけ裏にはり、段ボールに固定して、この状態で塗装します。
旧レイアウトで使用した塗料が余っていたので、今回はこれを使用します。
ポポンデッタの下地用塗料で、色はダークグレーです。
水性アクリル塗料なので、においも気にせずに室内でも使えるところが嬉しいところ。
木材や発泡スチロールなどを塗装するのに適しているそうです。
ちなみに、今回バラストはモーリンのライトグレーの製品を使う予定です。
スチレンボードにペタペタと筆塗で塗装をします。
塗装は15分から 30分ぐらいで乾くのですが、それを2度塗りしました。
1度目の塗装をした後のスチレンボードの様子。
塗装が乾いたところで、もう一度塗って乾かし、タイトボンドで所定の位置に
貼り付けます。
塗装後のスチレンボードをボードに貼り付けた様子。
これだけで結構雰囲気は変わります。
トミックスの茶色い旧レールをしているので、グレーのスチレンボードでは違和感がありますが、最終的には全部バラストで埋め尽くしてしまうので、問題はないかと思います。
スチレンボードによる地面のかさ上げの様子です。
まあ、こんな感じでよろしいのではないでしょうか。
解体予定の旧レイアウトですが、当然使える設備などは新レイアウトに流用します。
今回、ここで使用されている側溝を撤去して、車両基地用に流用します。
側溝を旧レイアウトの留置線から撤去したところ。
これが、旧レイアウトからの、構造物の初めての撤去(解体)作業となります。
今まで自分で苦労して作り上げたものを解体するのは非常に悲しいのです。
しかしながら、これも自分の目指す「レイアウト再構築」の第一歩ですので、仕方ありません。
側溝は KATOから発売されているものを使用しているのですが、大きさが2種類あり、ここではそのうち大きいものをタイトボンドで貼り付けました。
長さが違うものをつなげて貼ったのですが、特に右側のものが一直線にならず、多少左右にねじれてしまいましたが、気にしないことにしました。
実物にこんな感じになっているものも見かけますので・・・
長さが足りませんので、後で未使用分から追加で敷設するつもりです。
今回の作業後の様子です。
地面の色が白色よりは実感的になったかも知れません。
バラスト散布後が楽しみです。
エンドレールの後ろ側はスチレンボードの間に隙間ができてしまっていますが、ここはバラストで埋めてしまう予定です。
構内に EF64 1000番台が単機で到着しました。
この角度で写真を撮ると、あまり地面の色は関係なくなりますね。