はくつる駅の構内荷敷設する線路を固定化したいのですが、その前にレール側面の塗装を行います。
エアーブラシでもあれば、先に線路を貼り付けてバラストを散布した後に、その上から塗装すれば手間も少なくより実感的に製作できるのでしょうが、自分はそのような高価な道具が購入できないので、筆塗りで地道に行うしかありません。
レールの塗装を行う前に、駅構内左側のカーブポイントに差し掛かる部分の作り込みを行います。
勾配区間を下ってきた本線は、単線からカーブポイントで二股に分かれて駅構内に差し掛かります。
カーブポイントは、まだ勾配が終わっていない部分に設置したため平坦ではなく、そこから駅構内に向かうカーブレールとレイアウトボードの間には隙間ができて線路が浮き上がった状態になっていました。
この間にスチレンボードを挟んで、自然な形で道床が勾配から平坦に続くようにします。
線路を敷く位置をペンでボードに線で描き、一旦ポイントと線路を外しました。
幅を60mmとし、それぞれ厚さ1mm・3mm・5mmのスチレンボードを組み合せて20mm毎に少しづつ段々に低くなるようなスロープ(?)的なベースを作りました。
カーブする線路やポイントの位置に合わせ、スロープ的なベースを置いて、配置を確認しました。
スロープ的なベースをタイトボンドで貼り付けました。
貼り付けたベースの上に線路を配置した様子。
これで、線路自体をレイアウトボードに貼り付けることが可能となりました。
なお、電動ポイントは故障時の交換を考慮して、レイアウトボードには貼り付けません。
はくつる駅構内を左側から見た様子です。
この構内に設置する線路側面の塗装を行います。
但し、今のところ、トラブルの多いで電動ポイントには塗装は行わない(バラスト散布も予定なし)こととします。
電動ポイントにも手を手を付けないと、ジオラマとしての「リアル」感を損ねることになりすが、本レイアウトでは、それよりも車両走行時のトラブル回避を優先する形で割り切ることにしています。
今後、他のモデラ―のブログ等を参考にさせて頂きながら、何か良い策が見つかればと考えています。
塗装するために、駅構内の線路を一旦外しました。
今回は、一番外側・1面の長い番線の線路を作業します。
塗装する線路を並べたところです。
ポイントからポイントまでの長い線路を3分割にして塗装します。
S280ストレートレール4本に、C280-45カーブレール2本分です。
当たり前のことですが、道床にレールは2本ありその両面を細い面相筆で塗ることになり、それなりに単調で面倒な作業になります。
塗装が完了した状態です。
塗料は水性ボビーからのレッドブラウンを塗装しました。
結構細かい作業ですが、前日までの仕事の疲れも残っていたことから全集中できず、これだけの作業をするのに3時間ぐらいかかってしまいました。
塗料が乾いた後、綿棒を付けて、レールの上面部分の塗装を落としました。
レール上面の塗装を落とした様子です。
試運転を行うために、線路をレイアウトに戻しました。
写真では、一番右側の1線が側面塗装した線路です。
パワーユニットで通電させて電圧を計測したところ、一応許容範囲の数値であることを確認しました。
今回は線路を3分割して塗装したため、分割した末端の部分は接続時の通電を配慮して塗装していません。
写真ではその継ぎ目の部分で未塗装となっているのが分かりますが、ここは線路をレイアウトボードに貼り付けた後に塗装する予定です。
作業後、試運転を行いました。
使用された車両は、KATOの165系、実車はかつて千葉で運用されていた「なのはな」です。
おまけの写真 その1
おまけの写真 その2
今回はここまでです。