今回作業前の車両基地の様子です。
一番右側の未塗装の部分が、今回製作している場所です。
ここに、未舗装の「空き地」を作ります。
車両基地の一番右側、まだバラストを散布していないレールの更に右側。
前回の作業で、ここにバラスト散布の境界線となる線(線路脇から5mm幅)を引きましたが、タミヤの1mmの角棒を必要な長さに切断し、この境界線の上に置いてみました。
1mmの各棒は、水性ホビーカラー軍艦色(1)で筆塗りしました。
塗装した1mmの角棒は、タイトボンドでバラスト散布の境界線の上に貼り付けました。
所定の場所に1mmの 各棒を貼り付けた様子です。
今回、製作中の「空き地」の塗布する、トミックスのシーナリープラスターです。
前回の記事でも記載したとおり、今回これを使うのは初めてです。
本線レイアウトの傾斜面で使用することを想定して、ここでは練習を兼ねて使用します。
箱の裏に記載されている、プラスターと水を混ぜ合わせる比率は プラスター2に対して水が1です。
しかしながら、他のモデラ―の方のインターネット配信動画などを参考にさせていただくと、プラスターを使用する場所・表現したい状況によって、混ぜ合わせる比率を変えた方が良いとの内容もありました。
平坦な未舗装の砂利道を表現する場合は、プラスター1に対して水1の割合の方が良いようです。
そこで、とりあえずプラスターと水の割合を1対1で混ぜることにしました。
混ぜ合わせる容器は、紙コップを使用しました。
作業後の余ったプラスターは、洗面台に流すと中で固まって排水の詰まりの原因になるそうです。
そのため、容器で使う紙コップは使い捨てとし、プラスターが余った場合は乾燥させたうえで燃えるゴミで処分することにしました。
水として混ぜるのは、通常の水ではなく、ボンド水溶液にしました。
プラスターにボンド水溶液を入れて混ぜ合わせている様子です。
かき混ぜるのに使用したのは、たまたまセブンイレブンでもらった割りばしです。
予定していた場所へのプラスターの塗布が完了しました。
1対1の比率で混ぜ合わせるとどのような感じになるのか、なんとなく分かりました。
ここで問題が発覚。
前回の作業で残ってしまったティッシュの「しわ」がプラスターを塗布した後も残ってしまい、地形の作りがあまり実感的でないものになってしまいました。
写真では、まるで血管のようにティッシュの「しわ」が残っているのは分かると思います。
そこで、今度は箱に記載されているメーカー指定と同じ割合、プラスター2に対して水(ボンド水溶液)1で混ぜたものを上から塗布しました。
ティッシュの「しわ」は目立たなくなりました。
作業中、プラスターが一部飛んで既存のバラストの上などに付いてしまいました。
今後、追加でバラストを散布する作業がありますので、その際にこの部分を補修したいと思います。
ここまで作業が進んで時点の車両基地の様子です。
一晩、このまま放置してから、空き地の下地塗装を行います。
レール側をマスキングして、空き地を塗装する際に塗料が飛び散っても、車両基地側が汚れないようにします。
ここでトラブル発生です。
バラスト散布の境界線に設置した1mmの角棒が、上から被せたマスキングの粘着力が強く、タイトボンドでしっかりくっつけたつもりが、外れてしまいました。
仕方ないので、角棒はいったん全て撤去し、塗装後にあらためて接着することにしました。
マスキングというか、車両基地の保護が完了。
筆塗りなので、ここまでやらなくてもよさそうですが、自分は心配性の性格なので。
ポポンデッタの下地塗装(茶色)筆塗りで塗装しました。
塗装は、塗料を水で薄めながら、あえて色の濃い部分と薄い部分ができるような、ムラのある状態にしてみました。
しかしながら、全体的に色が濃くなってしまったような感じです。
塗料が乾いた後、マスキングを外して、1mm角のプラ棒を貼り付け、架線柱などを所定の位置に戻しました。
今回塗装した下地の茶色が濃い分、車両基地よりも空き地が目立ってしまいました。
今後、この部分に何種類かのパウダーを巻いて、全体的に見える色を調整したいと考えています。
今回の作業はここまでです。