現在、車両基地のモジュールの製作を進めながら、本命となる新レイアウト建設の準備を進めていますが、今回、旧レイアウトの解体(既存設備の撤去)工事を実施しました。
レイアウト再構築の理由を整理すると以下のとおり。
- レイアウト専用部屋及び元子供用ベット1つ分の、レイアウトに使用できるスペースを確保できたこと。
- 旧レイアウトがミニカーブを使用しており、18m級車両の3両編成程度の列車までしか入線できなかったこと。
- 使用したトミックスのバラスト(茶色)の色が気に入らなかったこと。
- レイアウトに埋め込んだトミックスポイントの不具合が頻発し、対策を講じる必要があったこと。
但し、トミックスポイントの不具合については、新レイアウトでは ポイントを含めた KATO レールへの全面変更も考えましたが、自分の望む条件を満たすには、トミックスのカーブポイントの活用が必要不可欠となるため、トミックスレールを中心に構築せざると得ないとの結論に至っています。
KATOのポイントは、その信頼性を考慮し、ヤードや貨物の引き込み線などの稼働率の高い部分で使用することを考えています。
これが解体前の様子。
レイアウトボードやスタイロフォームを組み合せて、1800×900 のスペース確保していますが、そのうち実際にレイアウトとして製作されたのは真ん中上の 900×600の部分のみ。
ここを全て撤去した上で、白紙の状態から全てのスペースを使ってレイアウトを作り直す計画です。
旧レイアウトは、工業地帯を走る単線電化路線をテーマとしています。
(一部の架線柱は、すでに撤去し、車両基地用に転用しています。)
グリーンマックスのキットから製作した工場が目立ちます。
ストラクチャー関係は、駅のホームや一部の踏切を除き、レイアウトボードには貼り付けず置いているだけなので、まずはこれを撤去します。
なお、新レイアウトでもテーマは変更せず、ストラクチャー関係はそのまま再利用する予定です。
駅舎及びホームは、ジオコレのセットを使用していました。
(駅舎は屋根・外壁などを塗装して変更しています)
小さいスペースに作られた終着駅と留置線。
ミニカーブレールだからこそ実現できた小さな構内。
この光景も、ここで見納めです。
旧レイアウトで作りたかったのが、このような踏切の先にある工場の風景です。
まずは、ただ置いているだけのストラクチャーをすべて撤去し、一時的に避難させます。
置いているだけのストラクチャーをすべて撤去した状態。
駅のホーム、踏切4つと線路が残りました。
敷設される線路のうち、見た目 70%%ぐらいの区間でバラストが散布されています。
ストラクチャ-を撤去した様子 その1
ストラクチャーを撤去した様子 その2
まずは、手前のホームから、カッターなどを使って丁寧にボードから剥がしていきます。
撤去作業中、大量のバラストがあちこちに散らばるので、掃除機で吸い取りながら、少しづつ作業を進めます。
やはり最後に残るのは線路の敷設部分。
線路配置があらわになりました。
新たに作り直すためとはいえ、敷設された線路を撤去するとき、寂しさを感じるものです。
剥がした線路は、当初は全て処分しようと考えていましたが、ほとんど痛みなくそのまま再利用できそうなので、とりあえず保管することにしました。
完全撤去後の様子です。
一部がスタイロフォームになっていますが、ここにトミックスのレイアウトボードを1枚追加して、組み直すことにします。
トミックスのレイアウトボードを縦3枚に 並べる格好に組み直しました。
今まで使っていた 300×900 のボードが1枚余ってしまいましたが、とりあえずは保留とします。
元子供用ベッドの内寸は 1000×2000 と、若干大きく、この分のレイアウトスペースの拡張は可能です。
レイアウトルームは非冷房で夏場の作業は厳しいので、製作作業は秋以降になります。
当面は、車両基地モジュールの製作を優先する予定です。