TH1型は、1987年に旧国鉄特定地方交通線であった二俣線から引き継ぎ、天竜浜名湖鉄道線として同鉄道が開業した当初から使用されてきた車両で、15両が導入されました。
富士重工製 LE-Car シリーズ(レールバス)ですが、1985年以降樽見鉄道などで導入されたタイプで、LE-Car 初期車2の軸タイプに比べて全長・幅が拡大され、ボギー車となりました。
車体・走行装置などは同タイプの標準的な仕様ですが、エンジンは日産ディーゼル製PE6HT03を169kW(230ps)に設定されていました。
老朽化のため、2001年より導入されたTH2100型に置き換えられ、2004年10月に定期運用を離脱し、2005年11月に全廃となりました。
鉄道コレクションでは、第15弾のレールバスシリーズで製品化されました。
↑ TH1型
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 台車の様子
↑ 反対側 運転台付近の様子