日立電鉄では、1991 年以降老朽化した車両の代替用として、帝都高速度交通営団(現東京メトロ)銀座線で活躍していた 2000形車両が導入されました。
このグループ( 2000形)は、電動車+付随制御車の2両編成とされ、導入の際、レール幅・集電装置などが異なるため、同日比谷線 3000系用の FS-510 形台車・パンタグラフ・主電動機などが流用され、日除け用のカーテンが設置されるなどの改造を受け、日立電鉄に入線しました。
3000形は、この 2000形と同じように営団 2000形を購入し、両運転台化された車両です。
両運転台化改造は、他車の運転台を接合する方式で行われ、登場当初からワンマン運転機器が備えられました。
塗装は、2000形と同じ赤ベースにクロと白のストライブが入るものとなっています。
3024は、この 3000形グループに属し、1993年に日立電鉄に導入され、活躍を続けましたが、同電鉄廃止後は保存されず解体されてしまいました。
鉄道コレクションでは、第8弾で製品化されました。
↑ 3024
↑ 前面の様子
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子。
↑ 反対側運転台付近の様子。