勾配区間の地形製作では、これまではまだ線路を固定していない状態で作業を進めてきましたが、そろそろ線路を固定しないと細かい部分が作れない状況になってきました。
まずは直線部分だけでも線路を固定しようかと考えていますが、その前に、線路側面の塗装と最上部にあるガーター橋の固定化が必要なため、こちらを先に手を付けることにしました。
レイアウトボードに 設置している複線ガータ橋です。
まだ仮設置の状態で、橋脚はレイアウトボードに貼り付けていません。
いったん線路を撤去して、複線ガータ―橋を取り外し、分解しました。
橋脚の台枠部分を両面テープで段ボールの切れ端に貼り付けました。
これに塗装を行います。
グレーのサーフェイサーで軽く下地塗装をした後、GMの灰色9号で塗装しました。
同様に橋脚も塗装しました。
塗装した橋脚が乾燥するのを待つ間、勾配区間の末端で、ガータ橋を設置すると隠れてしまう塗分には、ポポンデッタの下地用塗料ダークグレーを筆で塗装しました。
先日、クレオスのMr.ウェザリングカラーのマルチブラックを購入しました。
まだ使ったことがなく、どのようなものか分からないのですが、今回、失敗してほとんど影響のない橋脚の台枠部分で試用してみることにしました。
ネットで配信されている他のモデラ―の方のブログや動画を拝見させて頂きましたが、これらによると、ウェザリングカラーを使用する前には、艶消しクリアーを吹いてパーツをコーティングした方が良いとのことでした。
そこで、まずはクレオスのトップコート艶消しを吹いてコーディングした後、ウェザリングカラーを筆で塗りました。
その後、すぐにティッシュでパーツを拭き、余分な塗料を取り除きました
写真では、左手前がウェザリングを施した台枠、右奥がまだ実施していない台枠です。
違いは一目瞭然です。
もう一つの台枠と橋脚についても、同様にウェザリングを施すことにしました。
写真は、ウェザリングカラーを塗った直後の橋脚です。
汚したい程度にもよりますが、ウェザリングカラーは塗った後はすぐにティッシュでの拭き取りを行った方がよさそうです。
試しにウェザリングカラーを塗って、1分経過してからの拭き取りを行ったところ、余分な汚れを取り除くのにかなり時間がかかりました。
写真の橋脚のうち、右側がウェザリングを施したもの、左がまだ実施したいないものです。
橋脚と台枠の塗装・ウェザリングを行った後、2つのうち一つをレイアウトボードに貼り付けます。
接着には、タイトボンドを使用しました。
複線ガータ―の橋脚1つを貼り付けた様子です。
ここを基準として、今後レイアウトに線路を順次貼り付けていくことになります。
複線ガータと線路を設置した様子です。
まだ、右側の橋脚は固定していません。
写真は勾配区間最上部分の側面のです。
まだ幅40mm未塗装の石垣を仮に両面テープで仮設置していますが、石垣の下10mm幅の部分が、スチレンボードむき出しとなっています。
何かでここを隠す必要があります。
厚さ5mmのスチレンボードの板から、長さ300mm×幅10mmのパーツを4本切り出しました。
切り出したパーツを2本重ねて、石垣の下に仮設置しました。
このパーツは、後でテクチャーペイントのライトグレーで塗装するつもりです。
とりあえず切り出したパーツは2つ重ねた状態でタイトボンドで接着しました。
塗装は次回以降行う予定です。
側面と同様に、勾配区間の末端部分についても石垣の下にスチレンボードのパーツを設置することにしました。
厚さ5mm、長さ40mm×幅10mmのパーツを作り、2本を重ねました。
写真は、当鉄道に3両編成ので乗り入れる国鉄急行電車です。
今回はここまでです。