勾配区間の地形はまだ製作途中です。
これまでは、線路を固定しない状態で発泡などを使って原型を作っていたのですが、今後は先の線路を勾配区間に固定(貼り付け)しておかないと作業は進まない状態になっています。
そのため、現在は勾配区間の直線部分に線路を貼り付ける準備をしています。
今回はガータ橋の塗装とウェザリングを行いたかったのですが、外は雨が降っていて塗装作業ができないので、直線部分の線路の塗装(筆塗り)を行うことにしました。
現在工事を進めている勾配区間の直線部分の写真です。
今回は、奥からガータ―橋手前まで、1m程度の直線線路の塗装を行いました。
塗装にあたり、いったん架線は撤去しましたが、その際に架線柱の接地場所をペンで書いて、後でも分かるようにしておきました。
作業がやり易いように、レイアウトの奥側にある線路を取り外し、手前にもってきました。
ここで塗装を行います。
塗料には、水性ホビーカラーのレッドブラウンを使いました。
通常のラッカー系やエナメル系の塗料は匂いがきつく、我が家では室内で使用すると家族からの大クレームとなります。
ストラクチャーなどの塗装は、缶スプレーを使って玄関の外で行っていますが、線路の塗装では室内になるので、いつも水性ホビーカラーで筆塗りしています。
前回まで使っていた塗料が使い切ってなくなってしまったので今回新しく購入してきました。
水性ホビーカラーは2019年にリニューアルしたそうですが、今回はリニューアル版をはじめて使いました。
筆は、前回よりも小さい平筆(タミヤモデリングブラシ:平筆NO:01)を使い、自分の中ではそれなりに丁寧に塗りました。
約1m分の線路を筆塗するのは結構地味で時間のかかる作業でした。
結局、線路を塗装するのに2時間半程度かかりました。
集中するすればもっと早くできるのでしょうが、自分にはあまり集中力はないので・・・途中コーヒーを飲んだり、おやつを食べたりしながら、のんびり作業しました。
新しく購入した塗料ですが、前回と同じ「レッドブラウン」なのに、以前購入した塗料と明らかに色が違います。
上の写真はアイフォンで撮ったものなので、露出の関係で色が少し実際とは違ってみえるのですが、手前が今回新しく使用した「レッドブラウン」、奥が以前使用した「レッドブラウン」です。
両方とも水性ホビーカラーですが、奥の「レッドブラウン」はリニューアル前の塗料です。
まあ、別に色にこだわりはなく、その違いもあまり気にならないので、このまま作業を進めることにしました。
線路を塗装した後は、綿棒に水をつけて、レールの上面を擦って塗装を落とす作業をしました。
水性ホビーカラーは、まだ塗装して数時間以内なら、これで塗装を落とすことができます。
写真の写りの関係でイマイチ分かりにくいのですが、綿棒で上面の塗装を落とした状態です。
線路の上面の塗料を落とすのに、これだけの綿棒を使用しました。
綿棒で線路の上面を綺麗にした後は、更にトミックスのレールクリーナーを綿棒につけて上面を綺麗にしました。
水では落ちなかった汚れもけっこうありました。
塗装後、上面を綺麗にした後は、線路を車両基地の空きスペース(まだ未工事部分)に仮置きし、鉄コレで試運転をしました。
結果は良好で、このまま線路をレイアウトに戻しても問題なさそうです。
塗装した線路を勾配区間の所定の位置に戻しました。
線路の側面が塗装されたことにより、少しだけリアルになったような気がしました。
塗装作業終了後、本線に列車を走らせて試運転を行い、通電状態が良好であることを確認しました。
後は、ガーター橋を塗装して固定すれば、この区間の直線区間も線路を固定することは可能となります。
今回はここまでです。