目下建設中の勾配直線区間ですが、今回からバラスト散布を開始します。
写真はバラスト散布を実施した区間を走行するキハ30系2両編成です。
(下からの見上げた写真なので、バラスト散布後の様子がよく分からないのですが・・・)
今回の作業開始前の様子です。
直線区間のうち、今回は手前半分だけバラスト散布を行います。
バラスト散布にも欠かせないボンド水溶液の作り置きがなくなってしまったので、あらためて作りました。
お湯にボンドを入れてかき混ぜて溶かして、中性洗剤を少し加えました。
お湯とボンドの混ぜる割合は、今回は適当です。
バラスト散布を開始しました。
当鉄道で使用しているバラストは、今のところモーリンの「Nバラスト(幹線用:NO431)で統一しています。
バラストの散布区間は片側が傾斜なので、バラストがはみ出すと掃除が面倒です。
できるだけ丁寧に行わないと・・・
今回は、散布予定区間のうち手前半分を行いました。
残り半分は次回行います。
バラストを撒き終わった後の状態です。
まだ枕木の上にバラストが散乱している部分もあり、この後ピンセットで整える必要があります。
今回バラストを撒いた末端の部分です。
写真では、まだ撒かれていない右側の部分は、次回以降行う予定です。
バラスト散布区間へのボンド水溶液の塗布を行いました。
スポイトで少しずつ水溶液を垂らし、バラストの中に浸み込ませました。
写真だとよく分かりませんが、ボンド水溶液での固着作業が完了した様子です。
バラストが乾燥するまで、しばらくこのまま放置しました。
数時間経過したところで、綿棒とレールクリーナーを使って、ボンド水溶液で汚れたレール上面を拭きました。
レールの外側(写真では右側)には側溝を設置する予定ですが、その作業が途中までしかできていないので、今回まだ未設置部分の取り付けを行いました。
KATOの「側溝」から細い側溝を必要な分だけ切り出しました・
とりあえず、切りだした側溝を仮設置して、その長さや配置を確認しました。
写真はレールの脇に設置した「側溝」ですが、右側半分は無塗装で左側半分は前回の作業で塗装とウェザリングを行ったものです。
このような小さいストラクチャーでもウェザリングをするのとしないのとでは、見た目で大きく違うことが分かると思います
設置する側溝を塗装します。
段ボールの切れ端に両面テープで側溝を貼り付けました。
グレーのサーフェイサーで下地塗装をして、Gマックス灰色9号で塗装、艶消しトップコートを吹きました。
ウェザリングカラーのマルチブラックで、墨入れと汚しを行いました。
ウェザリングの後は、しばらく乾燥させた後、タイトボンドでレール脇の所定の位置に設置しました。
バラスト散布工事が完了した区間を、キハ30の2両が通過するところです。
今回の作業はここまでです。