当レイアウト線路の配置はまだ一部で決まっておらず、勾配区間以外の線路はまだボードに固定されていません。
そのため、これまで電動ポイントは使用されず全て手動でポイントを切り替えていました。
そのうち、はくつる駅構内では線路配置が決まったことから、今回電動ポイントを使用するための工事を行いました。
工事といっても、ボードに穴をあけてコードを通してポイントコントロールボックスに接続するだけのことで、大げさなことではありません。
今回の作業前のポイントの様子です。
まだ下に通す穴をあけていないのでコードがポイントの横で束ねられたままです。
レイアウトボードに穴をあけるのは、いつもこの道具を使用しています。
旧レイアウトを製作する際にスーパービバホームで購入した手動のドリルで、確か千円ぐらいだったと思います。
ドリルで穴を空けて、コードをレイアウトボードの下に逃がした様子です。
ポイントの横にくっついていたダミーポイント切り替え台座も取り除きました。
ポイントコントロールボックスは、15年以上に購入し旧レイアウトでも使用していたものを再利用です。
古くても問題なく使用できます。
コネクター端子が2個ついているタイプで、左右のポイントを一度に切り替えできます。
但し、このコントロールボックスは「くせ者」で、切り替え不良が度々発生させることから、全国のトミックスレールユーザーの悩みの種となっています。
自分の場合も例外でなく、旧レイアウトでも頻発したことから、本レイアウトでは当初ユニトラックに乗り換えることも検討しました。
(カーブポイントがユニトラックのラインナップにないことから、結局トミックスレールを選択しました)
切り替え時の負荷が大きすぎることが、その原因となっているそうです。
今後、24Vのハイパワーポイント電源の購入も検討していますが(トミックスさんもいい商売していますね。)、しばらくは様子を見るつもりです。
電動ポイントの駆動ユニットは、電圧24Vに長時間耐えられるようには設計されていないので、ハイパワーポイント電源はできれば使用したくありません。
このような図を描くほどの大した配線ではありませんが、電動ポイントとフィーダーの配線はこんな感じです。
ポイントは番号をつけて管理することにしました。
電動iポイントのコードの先にはテプラで作った番号を貼って、トラブル発生時の対応に備えます。
ポイントコントロールボックスにもテプラで電動ポイントの番号を貼りました。
コントロールボックスはこれから増えてきますので、今のうちに整理しておく必要があります。
フィーダーは、メンテナンス性を考慮して高架線の上に移設しました。
配線がむき出しになっていますが、今後うまく隠すようにするつもりです。
写真はレイアウトの手前側の部分ですが、スタイロフォームがむき出しになっています。
フィーダーやポイントのコードをこの前に這わせるのですが、これらの配線と接触・擦れて傷がつく可能性があります。
今後配線が増えることから、むき出しの部分の養生を行うことにしました。
ダンボールで側面と下面を養生する「当て板」を作成し、両面テープで貼り付けました。
見栄えがイマイチですが、とりあえずこれでスタイロフォームが配線との接触から保護されました。
レイアウトエンドレス内の線路配置は、前回に引き続き検討中です。
旧レイアウト用に購入して未使用の電動ミニポイントがありましたので、これも使った配置を考えてみました。
前回設けた終着駅の脇に、貨車を留置する側線を2本追加しました。
電動ポイントを多く使用しているので、通電不良の対策(補助フィーダーの設置)なども検討する必要がありそうです。
ずっと前に模型店で見つけて、とりあえず買っておいたストラクチャー、工業地帯の貯蔵タンクです。
どの位置に設置するか検討したいので、タンクの本体部分だけを仮組してみました。
仮組するパーツです。
仮組した様子です。
これだけでは「なんじゃこりゃ」という感じですが、設置する場所を検討するだけなので、これで十分です。
貯蔵タンクをレイアウトに置いてみました。
思ったよりはコンパクトでした。
この付近のイメージが少しづつ決まってきました。
作業終了後のレイアウト全体の様子です。
次回ははくつる駅構内の線路の固定化に向けた準備を進めます。