樽見鉄道ハイモ230-301は、1985年の製造された同鉄道の増備車で、富士重工業製のレールバス LE-CarII シリーズとして 15m級車体を初めて採用し、台車もボギー式となりました。
前面は貫通式で、乗務員室は左側に設置され、乗務員扉と折戸式の客用扉が設けられました。(以降の増備車では乗務員扉はなく、客用扉も引き戸式となりました。)
扉間には中央部に下半分が引き違い式、上半分が平面固定式で幅 1,600mmの窓6組と、運転台がない側の扉寄りに 1,060mm の窓1組が設けられました。
エンジンはすでに導入されていたハイモ 180-100形・200形にターボチャージャーを搭載して出力を向上した、日産ディーゼル製のディーゼルエンジン( PE6HT03 形、定格出力 169kW/1900rpm)を1器搭載しました。
ハイモ301 は、2004 年以降は窓下に沿線の子供の絵画を貼り付けて運転されたりしましたが、老朽化のため、三木鉄道から譲渡されたハイモ295-617に置き換えられる形で、2009年4月に廃車となりました。
鉄道コレクションでは、第15弾で製品化されましたh、 301はシークレットモデルです。
↑ ハイモ230-301
↑ 前面の様子。
↑ 運転台付近側面の様子。乗務員扉が設けられ、乗客用扉は引き戸式です。
↑ 台車の様子。
↑ 側面中央部分の様子。側窓は上半分は固定式で、下半分は引き違い式
↑ 反対側運転席付近側面の様子。
↑ 反対側前面の様子。
↑ スノープロ―もついています。